いろいろな鉢植えにも堆肥をあげちゃう

段ボールは生きている

S夫人:毎日混ぜてると、「今日は疲れてんなー」と思ったり、「おっ、元気だな」って思ったり、コンポストにも”体調”があるのがわかります。
ガイド:へっ? 疲れたりハイになったりするんですか、土が?
S夫人:水っぽいときとか、気温が低いときは、発酵が進んでいないのがわかるし、魚のワタなんか入れると、ふわーっと湯気が上がって、元気! って感じになるんですよ。
ガイド:何かSさん、この段ボールのこと可愛がってませんか?
S夫人:えっ? いや、そんな、可愛がってるだなんて。
ガイド:照れなくていいですよ(笑)。
(生ゴミ処理してるっていうよりは、"エサやってる"って感じ…)

こんなものも…マンションじゃないみたい…

ゴミ出し不要。ビバ段ボール!


ガイド:段ボールコンポストを始めて、暮らしに変化はありましたか?
S夫人:うん、まず、排出するゴミの量が減りました。何しろ、異次元に行っちゃう(笑)んだから。それから、「ゴミ出ししなきゃ!」っていう強迫観念から解放されました。ゴミを出し忘れる恐怖の理由って、生ゴミじゃないですか。自分ちで処理できると思えば、それもありません。我が家の可燃物ゴミ出しは、週1回で済んでいます。もちろん、鉢植えや、夏の”緑のカーテン”の堆肥ができるという副産物も楽しみ。段ボールコンポスト、いいですよ!

宇宙に通じる? 段ボール


S夫人がおっしゃるには、
「くん炭とピートモスだけの段ボールって、軽いの。それが、何ヶ月も生ゴミを混ぜ続けていくと、カサは増えないけど、ずっしりと重くなるんです。”土”になっていくんですね」。
時折、段ボールの中に謎の”芽”が出ていることもあるそう。調理の際に出た、さまざまな野菜や果物の種が発芽したものでしょう。
何の変哲もない段ボールだけど、楽しそうなS夫人の表情から、何だか生きているもののように見えてきました。そして、空中にAあるベランダが、段ボールを通じて、大地に、宇宙につながっているようにも思えてきました——。


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