皆さんはやったことありますか?「緑のカーテン」。この夏、集合住宅のベランダでゴーヤネットを育てているS夫人を訪ねました。その創意あふれるベランダライフとは?

涼しげ! 「緑のカーテン」

ダイニングテーブルから見た窓。リゾートみたい!

S夫人のお宅を外から眺めるたびにガイド、
「キレイ! 素敵!」
とため息をついていたんです。その理由は、日に日に濃くなる「緑のカーテン」。
「緑のカーテン」とは、つる性の植物をネットなどに這わせ、部屋に入ってくる日光を遮る日よけとして使うもの。へちまや朝顔などもありますが、最近の人気は断然、ゴーヤです。園芸好きのS夫人は、ここ数年、ベランダの日よけとしてこの緑のカーテンを仕立てているんです。
今回は、その楽しみ方について、お話をうかがってきました。

ホントに涼しいよ!

この時点ですでに30本収穫したとか…
S夫人は、ガイドのご近所さん。今まで、ゴーヤが育っている時期にお部屋にうかがったことがないので、今回初めて内側から拝見しました。広々としたリビングの窓いっぱいに、濃い緑の葉が風に揺れています。相当暑い日でしたが、開け放たれた窓から入ってくる風は、意外にも涼しい。
ガイド:きゃ~、キレイ! ホントに「緑のカーテン」そのものですね! これならずいぶん涼しいでしょう?
S:ええ、かなり日よけにはなっていると思います(S家のリビングはやや東にふれた東南向き)。コレがあれば、カーテンを引かなくてもいいですしね。
ガ:どうやって育てたんですか?
S:タネからだとなかなか難しいですから、苗を買ってくるんです。今年の苗はいい苗だったらしくて、生長の速度も速く、あっという間に背丈まで伸びましたよ。

最近は「ゴーヤマンション」も…

秋には枯れるので、日差しは元通りに
最近では、「緑のカーテン」のための専用フックを外壁に取り付けてあったり、プランター置き場が用意されたマンションも分譲されています。マンション業界もアースコンシャスなんですねー。もっとも、S夫人のお住まいにはそれらの設備はありません。S夫人は、洗濯物干し用の台を利用して、物干し竿や支柱を自力で組み合わせ、そこにネットを張ってゴーヤを這わせています。落下などないように、強度には特に気をつけたそうです。

エアコンより気持ちいい


ガ:私もやってみたいけど、難しそうだなってあきらめていました。Sさんは、どうして「緑のカーテン」をやってみよう、と思ったのですか?
S:我が家では、滅多にエアコンをつけないんです。エアコンに頼ってしまうと、体力がなくなるし、体調も崩しやすいでしょう? なるべく自然の風を家に入れて、緑の力で部屋を涼しくできればいいなと思って。それに私、こういうことが元々好きなんですよ!