シンプルライフの究極の理想は、「捨てない暮らし、使い切る暮らし」。なんと、「捨てない」ことで、地球を救っちゃうモノが、わたしたちの暮らしにはあるんです!
捨てればゴミ。播けば‥‥

タネを捨てるのもったいない!

捨てるとき、ガイドが密かに胸痛めるもの、それは「タネ」。
そっ、カボチャの煮物を作りゃー、何百個ものタネが! アボカドのわさび醤油を食べりゃー、丸いおっきなタネが! スイカなんて、タネを食べずに実を食べるのが一苦労。どの一粒も、播けば芽が出て花が咲く(ハズ)。これをむざむざ捨てちゃうなんて、あまりにももったいないじゃん! 何かいい使い道、ないの!?

タネの使い道、発見なるか?

なーんて常日頃思っていたところに、素敵なワークショップを発見しました。その名も、「種から始まるやさしい生活~粘土団子をつくろう」。
どうやら、種を使って何か楽しいことをするらしい。アラ何か面白そうじゃない? 季節柄ガーデニングづいてるガイド、いそいそと出かけていきました。

いきなりな展開 ギリシアが砂漠だって?

着いたのは、横浜は田園都市線江田駅にほど近いナチュラル・ストア「インターナチュラルガーデン プランツ」。講師は渋谷径代さん、つい最近、砂漠化の進行著しいギリシアで、緑化のための粘土団子を播いてきた方です。えっ何? あの風光明媚なギリシアが砂漠化?
「エーゲ海沿岸は深刻な砂漠化が進行、現在ギリシア全土の35%が礫(れき)砂漠化しているといいます。ギリシアのあの白い丘は、表土が流出し、草木も生えなくなった石灰岩むき出しのはげ山なのです」(渋谷さん)
渋谷さんとそのお仲間は、今後国土の6~7割まで進行するといわれるギリシアの砂漠化の進行を食い止める緑化活動のため、現地で粘土団子を播いてきたのです。

楽園製造ツール、粘土団子

ギリシアでの粘土団子による緑化活動の主役は、ギリシア北部の町エデサに住む農園主パマス・マニキスさん。マニキスさんは、土地がやせ、荒廃していた農園を、粘土団子を播くことで見事に再生し、今ではブドウなど果樹を出荷して生計が成り立つほどの収穫をあげています。
「しかも、マニキスさんがしたことといえば、粘土団子を播いただけ。あとは、草取りも、水やりも、肥料もなんにもしてません」(渋谷さん)。

粘土団子って、いったい何なの!? イリュージョン? ますます知りた~い!