ああ! ムカつく「片づけない男」
片づけない男を変えるには? |
なるべくシンプルに、モノを増やさず、スッキリと暮らしたい。そのために、日夜工夫し、努力してるのに――。
・帰るなり、上着や荷物をその辺に放り出す。ソファの上に積み上げる。床にじか置きする。
・勝手にモノの位置を変える
・食べたら食べっぱなし、脱いだら脱ぎっぱなし。ゼッタイに片づけない!
・掃除機をかけようとすれば、テレビの前でゴロ寝。デカくて邪魔!
・その上、言うにこと欠いて「ねえ、部屋が散らかってるよ」。
キーーーーーー!
こんなパートナーの言動にキレそうになっている、または間歇的にキレている方、いませんか?
彼はナンにも考えてない!?
こんな方のために、現実に問題となっていることをはっきりさせてみましょう。
・彼は、シンプルライフになんかキョーミはないし、あなたの家事のやり方なんて見ちゃいない。
・自分は散らかしていると思っていない。
・週に一度か10日に一度、食器を片づけること、掃除機をかけることを、「継続的に家事に参加している」と思っている。
・ゴミ出し(まとめるのはあなた)をするのは、重労働だと思っている。
・「散らかってるよ」は、あなたを責めているのではない(何も考えてない)。
ね? こんなもんなんですよ、彼の頭の中は。
だから、怒らない。怒るだけソンです。平常心、平常心。
こんなパートナーにおススメの対応は、次の三段階です。
1 ホメまくる!
たま~に気まぐれでやった家事ぐらいで大きな顔をされるのはハラが立ちますが、だからといって、
「私、そんなこと毎日やってるのよ! あなただってやって当然でしょ!」
なんて言ってしまってはおしまい。ここは、最大限のテンションで、ひたすら感謝しまくります。
「お皿を片づけてくれて、ありがとう! 助かったわ!!」
そんなことでホメてたら、つけあがって、ますますやろうとしなくなる?
いいえ! ホメればホメるほど、お片付けの頻度は上がり、10日に一度が週に一度、三日に一度になっていくでしょう。ただし、カナーリ時間はかかりますけどね。
2 やさしく誘う!
彼にお片付けをしてもらいたいなら、
「ちょっと! 少しは手伝ってよ!!」
じゃダメ。
「ねえ! お片付けしよう。私○○するから、あなた××してくれる~?」
と、可愛く誘います。
「やだよそんなの」
なんて却下されても、
「あっそ。じゃあ頼まない」
はナシ。
「えぇ~、私じゃ全部はムリぃ~。お願い、ちょっとだけ~」。
え? そんな手が通じる相手じゃないって?
いいからいいから。だまされたと思ってやってみて! これが効くんですよ~!
3 文句を言わない!
もし、上の手でほんの少しでもお片付けをしてくれたら、またまた濃厚に感謝しまくります。そして、どんなにそのお片付けがヘタクソだったとしても、ゼッタイに文句を言ってはいけません。
自分でやった方がずっとキレイになったとしても。
自分でやった方がずっと早かったとしても。
大事なのは、形だけとはいえ、彼がやってくれたことです。それをないがしろにするような、
「何これ? ああもういい! やっぱり頼むんじゃなかった」
なーんてセリフを言っておいて、彼にお片付けしてもらおうと思う方が間違いというものです。
片付けない男を変えるのは、愛。
自分以外の人間に、自分がしてもらいたいことをさせるのには、タイヘンな努力と忍耐が必要です。だって相手は、自分じゃないもの。
でも、この3段階を繰り返すことで、少しずつ、彼のできることが増えていくはず。
あきらめないで、気長に、愛情をもって彼を教育していきましょう!
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