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ビーチコーミングのすすめ

シンプルライフな休日の過ごし方、"ビーチコーミング"。その楽しみとコツをお伝えします!

金子 由紀子

執筆者:金子 由紀子

シンプルライフガイド

涼しい風が吹いてきて、季節はもう秋。早起きしたら、静かになったビーチに行ってみませんか? 今回は、シンプルライフな休日の過ごし方をご紹介します。

シンプルライフなレジャー・”ビーチコーミング”

静かな海、心が休まりますよ

“ビーチコーミング”ってご存知ですか? そう、浜辺をそぞろ歩いて、貝殻やシーグラスを探す「海のお散歩」です。道具も知識も不要ですが、奥の深い楽しみのある、シンプルライフによく似合うレジャーなんです。

ビーチコーミングの楽しみ

ビーチコーミングの楽しみは、何といっても、さまざまな漂着物を発見すること。定番の貝殻やシーグラスはもちろん、ビーチではいろいろなものが拾えます。美しい石や海草、波に洗われた流木、海老や蟹の殻など生き物の名残り、時々出くわすヘンテコなものたち。
きれいなものを見つけた時の喜びは格別です。写真を撮ったり、絵に描いたり、持ち帰ってちょっとしたアートを作る楽しみもあります。

ビーチコーミング・スポットとタイミング

いろんな海で拾った貝やシーグラス。思い出がいっぱい

実は、貝殻の多いビーチ、シーグラスの多いビーチ、流木の多いビーチなど、ビーチによって漂着物にも特徴があるのです。
中には、大昔の沈没船が積んでいた陶器が陶片となって打ち上げられるビーチや、瑪瑙や翡翠が見つかるビーチなど、まさに宝の山(浜)も。海に近い知り合いがいたら、尋ねてみるといいかもしれませんね。
また、タイミング的には、小潮や、台風の2~3日後の干潮時が、より多くの漂着物と出会える可能性があるそうです。(台風の日に行っちゃダメですよ!!)

街のゴミが海に流れ着く

もちろん、ビーチには美しいものばかりが打ち上げられるわけではありません。ペットボトルや花火の残骸、空き缶や煙草の吸殻など、ゴミもたくさん。こんなのを見ると、げんなりしちゃいますね。
これらは、ビーチに来た人たちが捨てたものばかりではありません。遠く、私たちが住む街中から、川の流れに乗ってたどり着いたものもたくさんあるのです。街と海はつながっているのですね。

レジ袋1枚分、海をキレイにしませんか

せっかくビーチを楽しむなら、ついでにちょっとだけ、ビーチをきれいにしちゃいましょう。たくさんはムリなので、レジ袋1枚ぶんだけとか。たとえほんのちょっぴりでも、海をきれいにできれば、気持ちがいいですよね。拾ったゴミの処理は、当該の自治体(観光課など)に尋ねましょう。

早起きして、海へ!

寄せては返す波の音の中、潮風を吸い込みながらのんびりと歩くビーチコーミングは、ふだん忘れがちな自然とのつながりを思い出させてくれる、豊かな時間です。
海に囲まれた日本。どんな土地でも、海岸まで100キロ程度です。
今度のお休み、晴れたら、早起きして海に出かけてみませんか?


*関連リンク*
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  • ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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