古い家具も塗装で変身させよう

古い家具も塗装で変身させよう

古くなって傷や汚れが目立つようになった家具、趣味が変わって気に入らなくなった家具、皆さんはどうしていますか?
新しい物に買い換えるのは簡単ですが、家具はそんなに安い買い物ではありませんし、古い家具の処分もお金がかかってしまいます。
そんな家具を自分でリフォームし、自分だけのオリジナル家具に変身させてしまうというのはいかがでしょうか?
今回は古い家具を塗装して、新しい家具としてよみがえらせてしまう方法のご紹介です。
ペンキなんて塗ったことがないから…という方も大丈夫。難しいテクニックは必要ありません。
自分で手を加えることで、世界で一つの愛着のある家具に変身します。


今回塗り替える家具はこちらの電話台です。
要らなくなったから、と知人から譲り受けた物です。
写真ではきれいに見えますが、けっこう傷が付いていて使用感がありますので、我が家の家具の色に合わせて白に塗り替えてしまうことにしました。
   

古い家具を塗装でリメイク!用意する物

塗料(今回は白の水性ペンキを使用)
刷毛、筆
サンドペーパー(240番位が適当)
マスキングテープ
パテ(必要な場合)
レジャーシートなど
 

塗料について

塗料の種類は色々あるので、何も知らずにホームセンターなどに行くとどれを買っていいのか悩んでしまいます。
塗料には水性と油性のものがあり、どちらを使用しても良いのですが、乾燥時間が短く、溶剤も専用の物を必要としない水性塗料がおすすめです。
水性といってもいったん乾いてしまえば、油性塗料に負けないくらいしっかりした塗膜をつくってくれます。
色ですが、薄いパステルカラーなどの塗料を使う場合は、最初に白の塗料で下塗りをしておくと発色が良く、きれいに仕上がります。
スプレー塗料は手軽ですが、以外とむらになりやすいので、ハケで塗る方が失敗がありません。
 

刷毛について

刷毛も実にたくさんの種類があります。
水性用ハケ、油性用ハケ、コテバケ、ローラーバケなど様々ですが、塗料や塗装面に合わせて一番適した物を選びます。
家具の広い平らな面を塗るならばコテバケがおすすめ。
角や細かい部分はスジカイバケで塗ります。
普通の水性用ハケなどの毛のある刷毛を使用する場合、ハケをおろす前に良く毛をほぐして、余分な毛を落してから使いましょう。
 

作業前の下準備

塗料が付いて欲しくない部分に、マスキングテープを貼ります。
写真右は紙製のマスキングテープです。
写真左はマスカーなどと呼ばれるポリシート付きのマスキングテープです。
テープにポリシートが折りたたまれて巻いてあるので、テープを貼っていくだけで周囲もマスキングする事ができ、とても便利です。
普通のマスキングテープに新聞紙などを当てて、汚れてほしくない面を覆っても良いと思います。

マスキングテープを貼り終えたら、テープの境目はきっちりと押さえてください。
しっかりと粘着していない状態だと、隙間から塗料が染み込み、仕上がりがきれいではなくなります。
このマスキングの作業をしっかりやっておけば、作業もはかどりますし、仕上がりもきれいに出来ます。

ねじでとめてある取っ手などは外し、分解できるパーツも外しておくと、作業が楽になります。





 

塗装前の下地処理

塗料ののりを良くするため、塗装する面全体にサンドペーパーをかけます。
サンドペーパーは目の粗さによって番号が付いていますが、240番くらいの物が適当です。
平面にサンドペーパーをかける場合、木片などに巻き付けて使うと使いやすいです。
写真の黒いものはサンドペーパーを押さえる専用の道具ですが、このような物を使用するとさらに作業が楽になります。
もとの塗装を完全に擦り落してしまう必要はありませんので、表面を全体的に荒らす程度にやすりがけをしてください。
なお、元の塗料を完全に落してしまいたいという場合は、DIYショップなどで「剥離剤」というものも売られていますので、それを利用すると便利です。
 

古い家具の塗装をする時の注意

下準備が終わったら塗装です。
塗装をする時に注意したい点は、天気の良い日に風通しの良い場所で作業をしましょう。
天気が悪かったり気温が低すぎる日には、塗料の乾きが良くないのできれいに仕上がりません。
また、風が強い日は塗装面にゴミやほこりが付着しやすいので、あまり風が無い日に作業しましょう。

床にはいらなくなったレンジャーシートなどを敷き、汚れを防ぎます。
新聞や広告などでも大丈夫ですが、家具の塗装した部分が付着すると紙がはがれて貼りついてしまいますので、ビニールやレジャーシートが良いと思います。
 

塗料の使い方

塗料の缶を開けたら、割り箸などで良くかき混ぜてください。
塗料は薄く、回数を塗り重ねることがきれいに仕上げるコツですので、塗料は少し薄めて使います。
水性の塗料は溶剤は水ですので、塗料を別の容器に移してから少量の水を加えて良く混ぜます。
缶に直接水を加えると保存している間に水が腐り、長い間保存ができなくなってしまいますので、必ず別容器に取り分けてください。
容器は専用の物も売られていますが、苺や豆腐の空きパックなどを利用されると良いでしょう。
 

塗料の塗り方

最初に角や凹凸のある部分、マスキングテープの境目などから塗ります。
塗料はハケの2/3ほど付けて良くしごき、中まで塗料を染み込ませてから塗ってください。
細かい部分の塗装が終わったら、広い面を塗ります。

塗料は厚く塗らないで、完全に乾いてから2度塗り、3度塗りをします。
水性塗料は1時間ほどで乾くので、乾いてからまた塗りますが、待っている間ハケをそのまま置いておくとハケに付いた塗料も固まってしまい使えなくなってしまいますので、ハケは水の入った容器に付けて置いてください。
つやのある家具がお好みの方は、最後に透明のつやありニスを塗るときれいに仕上がります。
今回私の場合は、使いこんだ風合いを出したかったので、ペンキを塗り終えた上からサンドペーパーをかけ、ワトコオイルを染み込ませた布で拭き上げて仕上げました。
もちろんニスやオイルをかけなくてもOKです。
完全に塗料が乾いて出来上がったら、外した部品を元に戻します。
 

後片付け

最後に使ったハケは塗料をよく落とし、中性洗剤で洗って水でよくすすぎます。
残ったペンキは蓋をしっかりと閉めて保存します。
 

こちらが完成品です。
ずいぶん雰囲気も変わり、また新しい家具のような新鮮な気持ちになれますよ。
皆さんも使い古した家具や、趣味の変わってしまった家具など、よみがえらせてみてはいかがでしょうか。

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