第６回 話してみよう韓国語 東京大会

今や韓国語学習者の甲子園！～「話してみよう韓国語大会」 広報用ポスター＠韓国文化院

アンニョンハセヨ？ 第２回の東京マラソンが行われた2008年２月17日（日）、韓国文化院主催の第６回「話してみよう韓国語」 東京大会が永田町の星陵会館で行われました。この大会は、東京だけでなく、大阪、青森、鹿児島など日本全国様々な場所で行われていて、今や「韓国語学習者の甲子園!?」 と言われているほど。年々そのレベルはアップし、今年の東京大会はテープ審査の予選応募者が89組156名と過去最高。その中から本選に出場することができたのは34組56名なので、本選に出られるだけでも快挙！ と言えるでしょう。

優勝者にはiPod Touchや韓国短期留学、済州島旅行などの豪華賞品が！

そして、本選で最優秀賞を獲得した場合は、豪華商品も！ なんと、一般の部優勝者には、韓国留学や済州島旅行、そして中高生部門の優勝者には、 iPod Touchが贈られるのです。これは、熱がこもらないわけがありません。

当日は、奇想天外な演出と熱のこもった韓国語に、会場の聴衆は唸り、そして大いに笑いました。熱き「韓国語の甲子園」、「第６回 話してみよう韓国語 東京大会」 の様子をお届けします！

【INDEX】
１．引き込まれる！ 「中高生の部 K-POP 歌詞暗唱部門」
２．若さがまぶしい！ 「中高生の部 スキット部門」
３．アジュンマパワー？ 炸裂！ 「一般の部 スキット部門」
４．キム・サムスンもびっくり！ 「一般の部 映像表現部門」

引き込まれる！ 「中高生の部 K-POP 歌詞暗唱部門」

女優さん顔負けの表現力でK-POPSを暗唱する若き高校生たち！

まずは、「中高生の部 K-POP 歌詞暗唱部門」。こちらは、K-POPの歌詞を暗誦する、というものです。指定の歌詞は、장혜진（チャン・ヘジン）の「다시 돌아와（タシ　トラワ）」。これは、花*花の『さよなら大好きな人』 の韓国語版カバー曲としてお馴染みです。（歌詞を堪能したい方はこちら。日本語訳もあります）

驚くのは、その暗唱スタイル。これは、本当に人それぞれ！ 「한복（ハンボッ→チマチョゴリのこと）」を着、静かにたたずみながら暗唱したり、女優さん顔負けの演技力で表現したり、ギターを片手にメロディーを付け歌ってみたり、手話をしながら暗唱したりと、会場全体が「次は、どんな発表なんだろう」 と固唾（かたず）を呑んで見守りました。

優勝者の方は、綺麗で明瞭な発音をしっかり自分のものにしていました

そして、今年初めての試みとして、発表後に審査員が簡単な質問を韓国語で行い、出場者が韓国語で答える、というものがありました（審査には関係ないそうです）。「○○짱, 좋아하는 음식이 뭐예요?（○○ちゃん、好きな食べ物は何ですか？）」 などの質問に「떡볶이예요」 と答える高校生。やはりトッポッキは日韓の女子高生共通の好物なんですね（笑）。

優勝者は、東京都の高校に通われる方。明瞭な発音と丁寧な言葉の紬（つむぎ）が印象的でした！ そう、商品は「iPod touch」！ おめでとうございます。これからも韓国語の勉強を頑張りましょうね。

次のページでは、はつらつとした会話を楽しむ「中高生の部 スキット部門」 をお届けします！ 「トッポッキ　チング」 って？