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不登校からアメリカの高校へ留学、進学へ(2ページ目)

日本の学校に馴染めず、不登校や休学等の状況にある生徒が、再チャレンジとして、アメリカのシステムを使い、アメリカの高校を卒業し、大学進学を目指す方法を紹介します。

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド

アメリカの高校卒業資格を取得できる

不登校留学からアメリカの高校卒業、進学へ
西川さんは大学を卒業後、商社に勤務、30才で渡米してアリゾナ大学でMBAを取得。指導には自らの留学経験も活かしています。
このような教育を実施しているウェストリバーアカデミーは、アメリカの私立高校認定団体からも認可を得ているため、同校のカリキュラムを経て、アメリカの高校卒業資格を取得することができます。もちろんアメリカの大学の入学資格も有します。

しかも、あらゆるケースを受入れる方向で考えているため、留学当初の英語力は不問です。参加者の要望と英語力に合わせたカリキュラムを組んでいくことから、英語ができなくても参加できるのです。もちろん、英語力をつけたい人には、そうしたプログラムも用意されています。

また、ホームスクーリングに終始せず、少しづつ地元の私立高校に通学してみることも可能です。もちろん学校に慣れてきて、通学が出来るという状況になれば、全面的に通学するスタイルに変更することも出来ます。

「親子」で現地に数週間滞在することも可能

留学の成功の如何は最初の1週間でその家庭、学校、地域、文化に馴染めることに負う場合が多いのですが、そうした急激な環境の変化をある程度受け止めることができるようになるまで(例えば1~2週間)、親子で現地に滞在することも可能です。

やがてはホームステイのプランもいいとは思いますが、最初は西川さんも暮らす学生ハウスに滞在することにより、より安心して、留学生活に入れるかと思います。

卒業単位の取得には日本での履修単位も合算可能?

他のアメリカの高校と同様、必要単位(27履修単位)を取得してプログラムを終了(卒業)します。アメリカ人の場合22単位程度が卒業に必要な単位となりますが、日本人の場合、5単位の英語の履修単位が増えて合計27単位での卒業となります。

日本での履修単位がある場合は、その単位が換算されますので、残りの必要単位を取得すればいいということになります。例えば、日本の高校2年終了時で、同校に編入した場合は、これまでの例では18単位が既に取得済みとして認められています。


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