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銃乱射事件の歴史と国別「犯罪発生率」(2ページ目)

コロンバイン高校、バージニア工科大学とアメリカを中心に学校での銃乱射事件が繰り返されています。今回は過去の銃乱射事件を整理、国連の統計から世界の国別犯罪発生率もまとめました。果たしてワーストは?

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

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1999年4月 コロンバイン高校 銃乱射事件

銃乱射事件の歴史と国別「犯罪発生率」
モニターに映し出されている容疑者の2人(写真:CNN.com)。
コロラド州ジェファーソン郡にあるコロンバイン高校で発生した事件。15名(教師1名、容疑者2名含む学生14名)が死亡。重軽傷者は24名にも及んだ。死亡した容疑者は同校の一部の生徒から、いじめの対象になっていたという証言があり、そのことが事件の原因と推測されています。

2003年5月 ケース・ウェスタン・リザーブ大学 銃乱射事件

オハイオ州のクリーブランドにあるケース・ウェスタン・リザーブ大学ビジネススクールに武装した男性(在校生)が侵入して銃を乱射。1人が死亡し、10人以上が負傷した事件。

2007年4月 バージニア工科大学 銃乱射事件

バージニア州ブラックスバーグのバージニア工科大学で起きた事件。33名(教員5名、容疑者1名を含む学生28名)が死亡。容疑者は同大4年に在籍していた当時23歳の男子学生。現在、最も死傷者を出してしまった「銃」事件とされています。

2007年10月 オハイオ州 銃乱射事件

オハイオ州クリーブランドの高校で14歳の少年が銃を乱射事件し、4人(大人2人・学生2人)が撃たれた事件。被害者は幸いにも死亡には至りませんでしたが、容疑者は警察官によって射殺されたとされています。容疑者は前日に停学処分を受けいら立った様子だったということです。

2008年2月 テネシー州 高校生発砲事件

テネシー州メンフィスの高校で体育の授業中に男子生徒(17歳)が発砲。同じ授業を受けていた男子生徒が重体となった事件。同市では数日前にも高校の教室内で発砲事件があり、両事件とも口論が原因とされています。

2008年2月 ルイジアナ州 銃乱射事件

ルイジアナ州バトンルージュのルイジアナ職業訓練専門学校で、教室内で侵入した女生が銃を乱射し、女子学生2人が死亡した事件。容疑者は同大学の女学生で、その場で自殺。バトンルージュでは1992年10月に先述の服部君射殺事件が起きており、残念ながら悲劇が繰り返されています。

2008年2月 オハイオ州 小学校内発砲事件

オハイオ州ポーツマスの小学校の教室に、男性が侵入、同校教諭である妻を生徒の目の前で刃物で刺したうえ、発砲した事件。幸いにも生徒にけがはありませんでした。

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