プロ、アマを問わない絵画の発表の場「ART-Meter」
東京の自由が丘にある「ART-Meter」のリアル店舗(外観)。 |
面白法人カヤックの運営する「ART-Meter」では画家にとって問題となっている表現の場、そして自らの作品を販売することにより得る収入についての仕組みを作りあげました。これはカヤックの企業理念である「つくる人を増やす」を具現化するものです。
登録画家の最年少は3歳!?
「ART-Meter」で販売されている絵は、すべてオリジナルの一点モノで、プロ、アマチュアを問わず約1600名の画家が作品を登録しています。そして面白いことに、絵の価格はそのキャンパスの面積に応じて決定するというのです。絵画の売値は1cm2あたり5円からスタート(レベル1、はがきサイズ777円)。販売面積が2,000cm2になるとレベル2となり、画家が自分の意思で1~2円を基本単価設定にプラスできます。そして、レベル5になれば価格を自由に設定できるという仕組みなので、画家が自分の制作した時間や気持ちに応じた価格設定ができるようになります。
画家への報酬は売値の65%で(2008年末時点)、登録料や販売手数料は一切かかりません。これまでは絵画の発表となると、画廊を借りるなど、画家にとっては大変な費用負担になっていたものが解消されたことになります。
絵は幅広く受け入れていて、登録している画家は3歳~78歳。最年少3歳の「みらいさん」の絵は11作品中、10作品に買い手がついたとのことです。
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