「実際にあった留学トラブル事例集」シリーズ第1回目の出入国編に引き続き、今回はホームステイ編。いくつかの代表的なトラブル事例とその対処法をご紹介します。すべて実際にあったケースですので、きっと参考になるはずです。

ホームステイでの問題は我慢せず、すぐに話し合おう

多くの家庭でペットを飼っています。好き嫌いやアレルギーがある場合は申し込み時に伝えること。
多くの家庭でペットを飼っています。好き嫌いやアレルギーがある場合は申し込み時に伝えること。
ホームステイでのトラブル対処のポイントは、我慢せず、できるだけ早い段階でホストファミリーと話し合うか、学校のホームステイ担当者に相談することです。

海外では我慢していても誰も分かってくれません。「何も言わない」ということは、「その状況に満足している」と周囲からは思われています。よほど行き届いた学校でなければ、皆さんの様子を察してくれるということはまずありません。

帰国後、留学エージェントに対して「学校の対応が良くなかった」「ホームステイの食事が良くなかった」などと言う人がいます。留学エージェントは学校やホームステイ先に、先日まで在籍していた○○さんからクレームがあがっているとの旨を伝えると、異口同音に「何も聞いていない、○○は満足して帰国した」と言うのが常です。

食事の問題はすぐに解決できる

ホームステイ先で一番問題になるのが、食事に関すること。食事の量が多い、少ない、いつも同じものが提供される、マイクロウエーブ物ばかりが続く、というのが食事に関する問題のパターンです。

こうした問題は学校のスタッフと相談するよりも、直接ホストファミリーと話し合うべきです。「残してしまうと悪い」と思って、無理をする必要はありません。この半分くらいの量でいいとか、肉(魚)は苦手だとかむしろはっきりと告げるべきです。

いつも同じものが出てしまう場合も、思っていることを話してみましょう。

以前このような例がありました。シングルマザーの家庭にホームステイをしていたところ、マイクロウエーブ用の加工食ばかりが続いていたそうです。3日続いたところで、今日こそは話してみようと思い、きちんと料理を作ってほしいと伝えたところ。「この2,3日仕事がピークだったの、ごめんね」と言われ、それからはすごく親密な関係になれたそうです。

問題解決には、まず対話することが基本です。

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