ゾーンの数字を知っていれば、選ぶ目安になります!
ロンドン名物の2階建てバス |
ロンドンの地下鉄やバスはゾーン制になっています。ゾーン1~6までに分かれていて、ロンドン中心部をゾーン1として、中心からは放射状に遠く離れるに従って数が増えていきます。ゾーン内の最西端がヒースロー空港で、ゾーン6になります。
ゾーンの数字によって地下鉄やバスの料金が加算され、ゾーンをまたぐごとに運賃が加算され高くなっていくシステムです。同じゾーン内であればどこに行っても料金は変わりません。
(ゾーンの詳しい記事はコチラをご覧ください。→地下鉄MAPへのリンクもあって便利です!ゾーン制を覚えて、地下鉄を乗りこなそう)
ロンドンの不動産物件にもゾーンはよく使われており、立地条件の目安となっています。このゾーンの数字を知っていれば、だいたいの距離感がわかり、学校や滞在先を選ぶ際の目安となります。留学エージェントに聞く時も「その学校はゾーンのいくつですか?」と聞いてみましょう。
1)ゾーン内ならロンドン中心まで1時間圏内
ゾーン1は山手線の内側ぐらい、ゾーン2が東京23区の大きさのイメージです。ゾーンの区域が東西南北均等な円ではない事と、乗り換えがかなり不便な駅もあるため、同じゾーン内であってもロンドン中心までの地下鉄乗車時間はかなり違いますが、ほとんどの駅から1時間以内でロンドン中心地まで行かれます。
ロンドンの中心地トラファルガー広場はゾーン1エリア |
ちなみに、ゾーン6の北の駅「Elstreet&Borehamwood」から中心まで約40分、南側の駅「Stoneleigh」からは約40~50分、東側の駅「Rainham」からは1時間10~20分、西側の駅「West Drayton」からは50~60分程度です。
比較的日本人も多く、環境がいいと言われている地区をいくつかご紹介します。
・西側「Ealing」エリア......駅周辺の商店街も充実していて便利な住環境。駐在員が多く住むエリアです。
・西側「Acton」エリア......静かな住環境で日本人学校があるため、日本人ファミリーも多く住んでいます。日本の山の手に例えられる事が多いエリアです。
・北西側「Finchley」エリア......中産階級の郊外住宅地として建てられた大きな家が多く立ち並び、フラットなどの物件も多いエリアです。
■関連サイト
海外赴任・海外留学する人のための基礎知識(ロンドンの部屋探し事情)