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海外でやりたかったコレを実現!インタビュー(12) 世界10数ヵ国の仲間と船上生活

世界13ヵ国約260人の仲間と共に「第17回世界青年の船」で共同生活を送った関口範興さん&村本由香さんのインタビュー。「毎日が刺激的な発見の連続」という船旅体験について伺いました。

執筆者:南田 登喜子

第12回目の「海外でやりたかったコレを実現インタビュー」にご登場いただくのは、政府の青年国際交流事業のひとつ「世界青年の船」に参加し、日本のナショナルリーダーを務めた関口範興さんとサブナショナルリーダーを務めた村本由香さん。「世界青年の船って?」という方は、「こんな国際交流もある」シリーズ記事の「参加費お得!国際交流プログラム」や「43日間の航海!世界青年の船」からどうぞ。


Interviewee 1
顔写真
関口 範興さん
(31歳)


Data
訪問国(都市) オーストラリア、ニュージーランド、フィジー
プログラムタイプ
内閣府の青年国際交流事業
第17回世界青年の船に乗船し、船内&寄港地活動
期間
事前研修1週間、直前研修4日間、航海43日間
滞在施設:
国立オリンピック記念青少年総合センター(事前研修・直前研修)
にっぽん丸(
航海) 
費用:
プログラム経費は基本的に内閣府負担
(自費負担は1人約20万円
プログラム申し込み先: 各都道府県の青少年対策主管課(室)及び
全国的な組織を持つ青少年団体

Interviewee 2
顔写真
村本 由香さん
(30歳)

―― 「内閣府の国際交流事業」って、馴染みのない人やかまえてしまう人も多いと思うので、まず最初に「世界青年の船」プログラムの内容と魅力について、簡単に教えていただけますか?

「あえて一言で言うなら、“新しい出逢いと発見と刺激の連続”だと思います。参加しなければ、出逢うはずのない仲間たちと43日間の共同生活をすることで、とても強い絆が生まれます。日本を含め13ヵ国約260人の友人と一度に出逢い、毎日違う人と食事をしたり大浴場に入ったりしながら日々の会話をし、ディスカッションやグループ活動などさまざまな活動を通して、多くの経験をすることができます。毎日が“感じる日々”と言えます。その経験は参加した人にとって、忘れることのできない大切な時間! 楽しいことばかりだけでなく、誰もが一度は限られた空間の中でのストレスを感じたり、辛い思いをして涙する人もいますが、それは仲間が支えてくれて乗り越えることができます」(村本さん)

ウェリントン フィジー
船内だけでなく、寄港地でもさまざまな活動を行う

―― プログラムに参加されたきっかけと目的は?

「親戚からの紹介です。プログラムの壮大さに驚き、参加を決意しました。目的は、多くの人にふれあい、世界の人々が考える物事の多様な価値観を吸収するため。リーダーとしては、過去に部活や会社など、さまざまなな側面でリーダーを務めてきましたが、今回は120名のリーダーという今までにない規模であり、そういった規模での『リーダーシップとは何か?』を学ぶためです」(関口さん)

「わたしは、今回2度目なんです。最初に参加したのは2年前。社会人向けの英語勉強サークルに、以前のプログラムに参加した人がいて紹介されたのがきっかけです。今回サブリーダーとして参加したのは、同窓会組織団体からの推薦という形になります。目的は、多くの人と出逢い、一緒に活動することで得られる感動を共有するため。それから、世界中に友達を作り、世界につながっている自分を認識し、自分にできることを実行するためですね」(村本さん)

6週間余りのプログラム参加に対する周りの反応>>

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