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海外でやりたかったコレを実現!インタビュー(12) 世界10数ヵ国の仲間と船上生活(4ページ目)

世界13ヵ国約260人の仲間と共に「第17回世界青年の船」で共同生活を送った関口範興さん&村本由香さんのインタビュー。「毎日が刺激的な発見の連続」という船旅体験について伺いました。

執筆者:南田 登喜子

ホームステイ
盛り上がった本格的な仮装パーティー
―― 一番楽しかったことは?

「楽しかったことのひとつの思い出に、パーティーで仮装をするというのがありました。女装する男性もいたり、かぶりものを着る人がいたり、とにかく誰が誰だか分からないくらいに、みんな真剣に(?)仮装をして楽しみました。遊ぶときは思いっきり遊ぶ、真面目な話もする、そういうことができる仲間に出逢えることが、船に参加する醍醐味の1つでもあると思います」 (村本さん)

―― 終了後にも、ほかの参加者との交流は継続しているんですか?

「帰国後は、日本人のみの日本語によるメーリングリストと、外国人を含めた英語のメーリングリストがあり、頻繁にメールのやり取りがされています。「世界青年の船」の同窓会組織のウェブサイト(英語)や、有志による「第17回世界青年の船」ウェブサイトも作成されています。過去の訪問国を訪れる日本人、外国人もいたり、来日する外国人もいたりと、常に世界中の仲間とつながっている感じがします。わたし自身は、2003年1月にUAEで行われた『世界青年の船』のUAE参加者の自主企画による同窓会プログラムに参加しました。最近では、4月上旬にスリランカを短期で訪れ、2年前に『世界青年の船』に参加した際の友人との再会を果たしました」(村本さん)

パーティー
6週間余りの共同生活で世界にネットワークが広がる
―― プログラム参加の成果や満足度については、いかがですか?

「成果は、すぐに目に見える形にはなりにくいのかもしれませんが、満足度は200%と思える人が多いと思います。それは、船に乗る前には想像もつかなかった世界に触れ、毎日が刺激的な発見の連続であり、困難や苦しさも含めて楽しいことも多くあり、43日間を船で“乗り”越えるということ自体が、1つの成果だ思います。そういう意味では、参加者全員に必ず何かの『気付き』があることが成果であり、満足につながり、船を降りてからも、その気付きは多くの場面で活かされると思います」(村本さん)

村本さんの一言メッセージ
世界10数ヵ国の同じ世代の仲間と一度に出逢えて、共同生活することは想像以上に貴重なかけがえのない経験となります。大変そうに思うかもしれませんが、参加したことを後悔する人は誰もいないと断言できるくらい、素晴らしい経験です。新しい世界を広げたい人、自分の好きなことをほかの人に伝えたい人は、ぜひチャレンジしてほしいと思います。


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