■他人に誇れる得意分野を
仕事上のスキルでも、趣味でもスポーツでもいいので、得意分野を持つことは、異国で暮らすときに見失いがちな「自分」を支えてくれます。自信を持って語れること、できることなら、小さなことでかまわないのです。肩書きや名刺の通用しない世界では、自分の中に、「これだけは」と思えるものがあるかないかで、大きく違ってきます。
同時にそれは自分とは違う個性を持つ他人を尊重することにもつながるはずです。未知のことには、先入観をさっぱり捨てて、まっさらな気持ちで取り組んでみましょう。年功序列の環境にどっぷり浸かっていると、もしかしたら、自分よりうんと若い人から学ぶことに抵抗があるかもしれません。留学先では、知らない間に保守的になっていないか、日本の常識にとらわれていないか、意識してチェックしてみることをおすすめします。
留学は未来の自分への贈りもの
留学で得られるのは、目に見えることばかりじゃない |
ホントにやりたいもの、興味あるものに30代で出逢えた人はラッキーです。だって、人生はまだ半分以上残っているのですから。数ヵ月や数年のまわり道も、長いビジョンで考えることができれば、たいしたことはないはず。「もうちょっとがんばれるかも?」という気持ちがあるなら、ぜひ可能性の扉を開けてみてはいかがでしょうか? 留学に限らず新しいことに挑戦するときに必要なのは、ちょっとした勇気とガッツなのかもしれませんね。
【関連記事】
語学留学?おけいこ留学?スキルアップ留学? 30代だからできる短期留学(2)
仕事、恋愛、家族……はもちろん大事だけれど! 30代、40代からの留学
英語圏5都市を比較 いくら必要?留学費用
「留学ジャーナル 留学白書2004」より 就業10年以上が2割!社会人留学
留学するための必須条件を考える 短期留学に必要なのは……?
海外で好きなコトを! ワザを身につけるおけいこ留学
スキルアップ派? キャリアチェンジ派? 海外インターンシップの基本知識