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海外でやりたかったコレを実現!インタビュー(8) メルボルンで看護学の学位を取得

専門分野の再勉強のために、オーストラリアの大学で看護学を学ぶことを決意した萩原寿枝さんのインタビュー。将来のプランにつながる留学が実現できたのは、社会人としての経験があってこそ!

執筆者:南田 登喜子

ページ: <1>234

Interviewee
顔写真
萩原 寿枝さん
(38歳)
 
Data
国(都市): オーストラリア(メルボルン)
プログラムタイプ: Bachelor of Nursing (1year programme)
期間: 大学付属語学学校での大学準備勉強 6ヵ月+大学のコース1年

費用: 学費約1,500,000円+航空券(日→豪)約120,000円
+ホームステイ(語学学校在学時)約260,000円(食費込)
+家賃(大学在学時)約320,000円+食費・雑費約100,000円
+通学のための交通費約90,000円
+テキスト代約60,000円
+お小遣い

◆プログラム申し込み先: RMITUniversity
 
 
 
萩原さんがオーストラリアで看護学を学ぶ決意をしたのは、青年海外協力隊員として派遣された開発途上国での経験がきっかけだ。

「南太平洋にあるソロモン諸島とフィジー諸島で、保健師として約2年半に渡って活動したんですが、現地の保健医療、看護システムに影響を与えているオーストラリアのシステムを学ぶことによって、協力隊での経験を再考察したかったんです。将来、また途上国に関わる仕事をやりたいので、英語圏の大学で学び、学位を取得したいという気持ちもありました。協力隊の活動を通して英語力不足を痛感していましたし、卒業後かなりの年数が経過しているので、常々専門分野の再勉強が必要だとも感じていました」
知り合いを訪ねて
自然がいっぱいのオーストラリア

まずは、大学進学に必要な語学力を身につけることが先決――そう考えた萩原さんは、フィジーにいる間に語学学校の資料を集めて候補を絞った上で、派遣期間を終えて、フィジーから日本に帰国する途中、オーストラリアとニュージーランドに自費で立ち寄り、実際にいくつかの学校を見学した。

留学先に選んだのは、看護コース編入の選択肢が広いメルボルン。「腰を落ち着けて勉強するのによさそうな環境」というのも選択ポイントのひとつだった。帰国後は、入学申込み、学生ビザの取得、IELTS受験といった留学準備を約4ヵ月で完了して再渡豪した。

 

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