4/4 海外でやりたかったコレを実現！インタビュー（8）　メルボルンで看護学の学位を取得 [留学] All About

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晴れて卒業！

萩原さんは昨年末に看護学の学位を取得して無事卒業。5万6,000人余りを収容するテルストラ・ドームで行われた卒業式には、オーナーも駆けつけてくれた。

「大学が始まったばかりのころはどうなるかと思いましたが、卒業することができて、大満足です。最後の論文ではフィジーでの活動を異文化と看護の論理に基づいてまとめることができました。これにも非常に満足しています」

オーストラリア国内で学位を取得した場合、卒業後半年以内に申請をすれば、永住権取得の可能性が非常に高いといわれている職種のひとつが看護師である。正看護師としてヴィクトリア州に登録したというから、永住権を取得して、このままオーストラリアに残るつもりかと思いきや……。

「今月末に、日本に帰国して、保健師の就職先を探す予定なんです。最近は、日本でも社会人に開かれた大学院が増えてきているようなので、働きながらマスターコースで勉強し、実力と知識を蓄えたら、また開発途上国と関連した仕事をしたいと考えています」

近い将来、また日本を飛び出して活躍するだろう萩原さんに大いに期待したい。

萩原さんの一言メッセージ

オーストラリアの大学は特別なスキルや専門分野を持つ外国人を積極的に受入れているように思えます。私が編入できたのも、その一例といえるでしょう。30代、40代の学部生や院生もごく普通に見受けられるので、日本で社会人経験を持つ方々の勉強の場に向いていると思います。