掃除機・クリーナーのメーカー別情報
掃除機・クリーナーの特徴とおすすめ製品を、メーカ別にご紹介します
サイクロンが日本に上陸したのが10年以上前。今や紙パックと並び、二大方式としてその地位を確立しています。ここ数年はサイクロンブームも落ち着き、各メーカー、紙パックとサイクロン、バランス良く新製品を発売しているのが現状です。
日本メーカーでも遠心分離によるサイクロン機構を採用するメーカーが増え、本格サイクロンの時代に突入。さらに「排気クリーン」「静音性」「コンパクト化」を兼ね備えたものが増えてきました。また、各方式の弱点を改善したり、ノズルの使い勝手、メンテナンスの軽減など、様々な性能がアップしています。
「排気クリーン」は、花粉症の季節や、忙しくて夜家事をする人など、必ずしも窓を開けて掃除ができるとは限らない昨今、窓を閉め切ったままでも掃除ができると、その人気が高まっています。「静音性」は夜家事派に人気。しかし静音性を高めるために、本体が大きくなりがちなのがデメリット。そこで静音性とコンパクトボディをバランス良く実現している機種も徐々に発売されだしています。
また、dysonのコードレススティック型の大ヒットを機に、国内メーカーも続々とコードレススティック型に参入。10万に近い価格帯のものが多く、キャニスターを越す勢いで売り上げを伸ばしています。
価格帯は、1万円以下のものから10万円近いものまで幅広くありますが、3~5万円前後の中級機が売れ筋のようです。上位機種ほど、先に紹介したトレンド機能が充実していますので、必要な機能はどの価格帯に搭載されているのか、把握するとよいでしょう。
新製品の発売時期は、大掃除前の秋が中心ですが、最近は春先にスティックタイプやコードレスなどの新製品が登場し、話題を集めるようになりました。10月~12月頃を中心に、春先にも店頭に並ぶ製品をチェックすると、新しい出会いがあるかもしれません。それでは、各社の特徴を簡単にまとめてみましょう。
■INDEX(国産メーカー)
- シャープ:国産初のサイクロンクリーナーを発売
- 東芝:新サイクロン機構でコンパクトデルが充実
- 日立:いち早く排気クリーンに着目したメーカー
- 三菱電機:独自の機構で本格サイクロンを実現
- パナソニック:かゆい所に手が届く細かな機能が特徴
- ダイソン:サイクロンを世に送り出したイギリスの掃除機専業メーカー
- エレクトロラックス:世界で初めて掃除機を発表したスウェーデンのメーカー
- ケルヒャー:高圧洗浄機の世界トップを誇るドイツのクリーナー専業メーカー
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