中国語学習のお供に欠かせない、辞書、テキスト、参考書などなど…巷に溢れるたくさんの教材の中から、自分にぴったり合うものを見つけるのは大変ですね。
実際にガイド望月が教材を手にして率直な感想をお届けする書籍レビューコラムも、あなたの教材選びのヒントにお使いください!
今回お届けする書籍レビューは…。
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リズムで学ぶ三文字中国語
■書籍データ
単行本: 107ページ
出版社: アルク (2007/08)
ISBN-10: 4757412193
ISBN-13: 978-4757412194
発売日: 2007/08
商品の寸法: 21 x 14.6 x 1.6 cm
中国語学習歴が1ヶ月未満でも、口から中国語が出てくる!
この教材は、「中国語独特のリズム」を楽しく正しく身体に覚えこませることを主眼に置いて作成されています。
取り上げられているのは50表現と、入門者にはちょうどよい分量で、中国語を始めてから1ヶ月経っていない…というような人でも十分に楽しく使える構成になっています。
(ただし、ピンインの読み方や個々の発音についての詳しい説明ページはないので、最低限各ピンインの読み方が分かっている、あるいはこのテキスト以外の学習手段を確保しておくことが必要でしょう)
■三文字というシンプルかつ実用的なフレーズ
見開き1ページに1フレーズの形でコンパクトにまとまっており、そのフレーズの文法のポイントや豆知識の他に、メインのフレーズの発展的表現が紹介されています。
例えば、メインが「映画を見る」ならば、発展的表現として「テレビを見る」「ちょっと見せてください」などの類似表現をまとめて覚えることができます。メインとなる三文字表現を覚えた上で、それを軸に少しずつ肉付けして表現の幅を広げていける工夫がされています。
■ラップのリズムに合わせて中国語が踊る!
中国語独特のリズムや声調は、頭で理解してもなかなかその通りに発音できるものではありません。中国語入門者にとって、中国語のリズムに慣れることは最初のハードルです。誰もがココを超えるのに苦労します。
この教材は、何かの映画のセリフではないけれど、「考えるんじゃない、感じるんだ!」と、中国語のリズムを楽しみながら感じながら、身体に覚えこませてくれます。
無意識のうちに聞き流していたCMソングが耳に残るように、好きな歌手のサビの部分がつい口から出てしまうように、三文字中国語をリズムごと身体に染み込ませてしまいます。
普通に音声を再生して聞くだけでも楽しいのですが、ipodを使うとさらに楽しい!ラップのリズムに合わせて中国語が踊るアニメーションが見られるんです♪ノリのいいリズム、弾む中国語…とくれば、黙っておとなしく見ているテはありません。つい、使っているこちら側も一緒になって口を動かしたくなってしまいますよ。
こんな人におすすめ
中国語入門者や初心者の方にはどなたにもおすすめできます。
そのほか、こんな人ならきっとこの教材がお気に入りになるでしょう。
・とにかく中国語を喋りたい!という人
・ラップなど、ノリのいいものやリズミカルなものが好きな人
・ipodを使いこなしたいという人
これからも魅力的な中国語教材やテキスト、関連書籍をご紹介していきます。あなたのおすすめ教材がありましたら、ぜひ欄外のご感想欄から教えてください!
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