第15課(2006年7月10日放送分)
比較の表現を勉強しましたね。
中国人の友人ができたり、旅先の中国人と世間話をしたりする時に、この比較の表現は重宝します。「中国と比べて日本は××ですか?」のような質問をされたり、「日本は中国と比べて××ですよ」と答えたり…。
フレーズは少し長めになりますが、公式を覚えてしまえば使いやすいですし便利な表現ですのでがんばりましょう!
■復習チェックシート
●今日のフレーズを中国語で言ってみましょう。
「御社の価格は他社より高いですね」→答えと発音をココでチェック!
●比較の表現の公式、覚えましたか?
肯定と否定をセットで覚えましょう。
【A+比+B+形容詞】 肯定:「AはBよりも~~だ」
【A+没有+B+形容詞】 否定:「AはBよりも~~ではない」
●形容詞を覚えましょう
形容詞をたくさん覚えることによって、比較表現のバリエーションも増えます。まずは38~39ページのドリルをやって、形容詞を覚えつつ、比較表現を覚えましょう。余裕があったら、4月以降のテキストから形容詞だけをラインマーカーで印をつけてみたり、ピックアップして単語ノートを作ってみてもいいですね。
●今日習った発音【異なる3つのi音】について
今回は、理屈は難しくないのですが身につけるのが難しい発音です。
【ji qi xi 】
これはさほど難しくありません。日本語の「ジ・チ・シ」とほぼ同じです。ただ、【i】音独特の、口をイーーッと横に開くこと、【ji】は無気音であることを意識して【qi】のような発音にならないように注意しましょう。
【zhi chi shi ri】
日本語の「ジ・チ・シ・リ」に似て非なるそり舌音です。
舌を立てると、口の内側上部の、少しざらざらした部分に当たりますが、そこよりも気持ち奥に舌を持っていくような気持ちで発音します。
慣れるまで、舌の位置が定まらないと思いますので、お手本の音を聞きながら、舌の位置を浅くしたり深くしたりしながら試行錯誤してみましょう。
舌や口元につい力を入れてしまい、口が疲れたり舌がつりそうになったりするかもしれません。慣れるまでは仕方がありませんが、できるだけ不自然な力を入れないように、ラクな気持ちで練習しましょう。
【zi ci si】
発音はそれほど難しくありませんが、間違いやすい発音です。
日本語の「ズ・ツ・ス」に似ていますが、口の形は【i】を保ちます。
発音を意識しすぎて、口を【i】の形に保つのを忘れたり、ピンインを読み間違えたりするケースが多いので注意しましょう。
【zu cu su】も日本語の「ズ・ツ・ス」に似ています。
【zi ci si】と聞き比べて慣れましょう。迷ったら、発音している相手の口の形を見れば一目瞭然ですよ。
ピンインの読み方に迷ったら【アルクの発音塾】をチェックにどうぞ。
●街で見つけた新語・造語
このコーナーは中国の新語・造語を煕寧くんが前田さんに中国語で説明するというスタイルですが、字幕を参考に聞き取れる単語がないか挑戦してみましょう。
聞き取りやすいのは、「日本語で~~という意味ですね」というフレーズの部分でしょうか。中国語の中にポンと日本語が入る、あの部分です。
日本語の後によく使われるフレーズが【~的意思】[de yi4si]です。
【意思】[yi4si]には「つもり、気持ち、意志」などの意味の他に、言葉の意味を説明する時の「意味」という意味があります。
ほぼ毎回出てきているフレーズですから耳をすませてみてください。
中国語で意味がわからない時に【什麼意思?】[shen2 me yi4si]という形でも使われます。
中国語の新語・造語をもっと知りたい人はこちら!
●今日の授業内容に関連するAllAbout内おすすめ記事
中国ビジネスについては【AllAbout中国ビジネスのはじめ方】をどうぞ。
商談や営業に強くなりたい方は【AllAbout営業・セールスの仕事】に参考になる情報があると思います。
●NHK中国語関連書籍やDVD、CDなども復習に利用しましょう!
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