スポーツは、言葉の壁を越えていろんな国の人を結びつけてくれます。一緒に試合を楽しんだり、一緒に観戦したり…。優秀なスポーツ選手は世界中の人の心をとらえ、世界中の人から惜しみない拍手が送られます。
好きなスポーツを通じて中国語を勉強するにはいろいろな機会があると思いますが、まもなく、その絶好の機会がやってきます。開催まで1年を切ったあの世界大会、そう、W杯に中国も出場することになりました!
サッカーファンなら誰もが待ち望んでいるこの大会ですが、中には中国が出場することもご存じない方もいるかもしれません。と、いうことで今回は、W杯の中国語についてちょっと勉強してみましょう!
言葉の勉強に入る前に、「そもそもW杯って何?」と思っている方もいらっしゃることでしょう。
そこで、今回は特別ゲストとして、AllAboutJapanワールドサッカーのガイドを担当なさっている、竹内三太郎さんにご登場いただきました。
まずは、竹内さんにW杯についてレクチャーしていただきます。
竹内さん、よろしくお願いいたします!
―まず最初にほんとうに基本的な質問をさせていただきますが、そもそもW杯とはどんな大会ですか?
【竹内】4年に1度開催されるFIFA(国際サッカー連盟)が主催するサッカーの世界選手権です。
第1回は1930年ウルグアイ大会。第16回1998年のフランス大会では日本も初出場を果たしました。
2002年は初めてアジアで、しかも韓国、日本での共同開催です。俄然注目が集まります。
―オリンピックのように、「参加することに意義がある」と、出たい国は全部出場できますか?
【竹内】大陸別に1年以上にわたって予選があり、プロ・アマを問わず国の威信をかけて戦いが繰り広げられます。期間は約1ヶ月、『W杯』の文字どおり、スポーツ界最大のイベントとして、オリンピックをも凌ぐものです。
世界中のサッカーファンを興奮のるつぼに落し入れるW杯。サッカーファンならずともW杯の試合は見て面白いはずです。
次のページでは、中国チームについて教えていただきます!