母から娘に伝えたい・二色の華やかお赤飯
はれの日のお赤飯。心うきうきする時に、こんな華やかなお赤飯があれば、うれしさもひとしお……心に残る思い出になることでしょう。娘に伝えたい「母の味」コンテスト最優秀受賞作の「二色の華やかお赤飯」は、どのようなお赤飯なのか、ワクワクする気持で作ってみました。でき上がりは本当に華やかで、まわりがパッと明るくなり、うれしい気持が伝わるお赤飯でした。きっと作っている間は、いろいろな方々の笑顔を思いうかべながらつくられたことでしょうね。こんなすてきなお赤飯、ぜひとも娘に伝えたいですね。
東京都・Nさまのレシピをもとに作ってみました。
東京都・Nさまのレシピをもとに作ってみました。
二色の華やかお赤飯の材料(7人分)
二色の華やかお赤飯の作り方・手順
ニ色の華やかお赤飯の下準備
1:
もち米は洗い1時間ほど、たっぷりの水に浸けておきます。蒸す前にざるにあげ、しっかりと水気を切っておきます。
2:
鍋にささげを入れ、たっぷりの水から茹でます。常に水がかぶっている状態で少し固めに茹でます。茹で上がったらザルにとり、ささげに塩を振ります。茹で汁は取っておきます。
3:
くちなしの実はキッチンバサミで2~3個に切りわけ、水1カップを入れた容器に入れて色出しをしてから、茶漉しで漉しておきます。
ニ色の華やかお赤飯の作り方
4:
蒸し器に湯気が上がってきたら、布巾を敷き水気を切ったもち米を入れます。蓋をして中火で20分ほど蒸します。
5:
蒸し上がったもち米は1対2に分けます。1の方にくちなしの黄色の水をまわしかけ、まんべんなく色付くように混ぜ合わせます。2の方はささげと煮汁を加え、まんべんなく混ぜ合わせ色をつけます。
6:
再び湯気が上がった蒸し器に布巾を敷き、色付けたもち米をいっしょに入れて、15分ほど蒸します。
7:
ふっくらと蒸し上がったくちなしの美しい黄色と、ささげのやさしい色合いのニ色の華やかお赤飯ができ上がりました。
8:
飯台に移し、黄色と赤色をおおざっぱに混ぜ合わせます。あまり混ぜすぎないようにします。
9:
お好みでごま塩を振りかけます。
ガイドのワンポイントアドバイス
ささげは、小豆によく似ていますが、成分はいんげん豆に近いです。煮汁に色がよく出るので赤飯に使われます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。