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おせち料理にぜひ加えたいレシピ 手づくりのかまぼこ(2ページ目)

来年のお正月は、手づくりのかまぼこをおせち料理に加えてみませんか?新鮮なタラを使った無添加のかまぼこです。

黒田 民子

執筆者:黒田 民子

ホームメイドクッキングガイド

 

さあ一匹丸ごとのタラをさばいてみましょう。寒い季節に大量に水揚げされるタラは、お値段も手ごろで、庶民の食卓に欠かせない魚ですね。だけど皆さん切り身でしか買ってこないのでは?1ページ目で取り上げた「かまぼこ作り」には新鮮なタラが欠かせません。
三枚に下ろした後のアラは、タラちりのお鍋になり、えらと骨以外はすべて食べられます。オスのタラには白子がいっぱい詰まり、肝と合わせてその新鮮な美味しさにびっくりされること請け合いです。
キッチンが汚れるからと敬遠されがちですが、魚屋さんで新鮮な魚が目についたら、ぜひとも一匹からおろすお魚料理に挑戦してみましょう。
タラにはまだら、スケトウダラ、コマイなど日本近海だけでも90種類もの仲間がありますが、かまぼこやちり鍋には、やはりまだらが一番身近で美味しいようです。

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たらに塩を振りかけてもみ、流水できれいにあらいます。
細かいうろこも取り除いておきます。

  中の白子をつぶさないように注意しながら、お腹をたてに切ります。
     
 
真っ白な白子がいっぱい入っています。ていねいに取りだします。肝も一緒に取りだします。   取り出した白子は、かるく水洗いしておきます。
   
 
頭をおとし、片身2枚と中骨に三枚に下ろします。皮もきれいに、はいでおきます。   片身2枚はかまぼこに使います。さっと洗って水気を取り、脱水シートに包み冷蔵庫に2時間くらい置いてからかまぼこ作りに移ります。
     
     
 
タラ一匹まるまる食べて残すところはあまりありません。
良質のたんぱく質とカルシウムが豊富なタラをお鍋にしていただきましょう。
  お野菜やいろいろな具を加えて、美味しいタラちり鍋ができ上がりました。白子やキモは食べる直前に入れてさっと火を通すだけでお召し上がりください。

 

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(C)Dec..2001 Copyright & Photo. Tamiko Kuroda
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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