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ウォーターオーブン「ヘルシオ」の実力

“ウォーターオーブン”というジャンルを確立したヘルシオ。今年で第5世代となり、ますますパワーアップ。今回は、調理の様子をご紹介しつつ、ヘルシオの特徴をご紹介します。

執筆者:戸井田 園子

SHARP・ヘルシオ
SHARP・ヘルシオ
【AX-X1】
スチーム付きオープンとは一線を画し“ウォーターオーブン”というジャンルを確立したヘルシオ。過熱水蒸気で、カロリーダウンや栄養素を壊さないなど、ヘルシー調理ができるのが最大のウリ。そんなヘルシオも、早いもので今年で第5世代となり、ますますパワーアップしています。今回は、そんなヘルシオに注目!10月に開催された「ヘルシオ体験会」のご報告をしつつ、今期の最新ヘルシオの特徴をご紹介します。


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「過熱水蒸気だけ」にこだわるヘルシオの効果

水で焼く・ウォーターヒート技術
「水で焼く・ウォーターヒート技術」は、過熱水蒸気だけで調理をするSHARP独自の技術(※画像:SHARPサイトより)
まずは、ヘルシオの基本性能について。ヘルシオの特徴をひとことで言えば「過熱水蒸気だけで調理をしていること」でしょう。スチームを搭載したオーブンレンジは多々ありますが、庫内の温度を維持するためのヒーターなども一切併用せずに、高温の水蒸気だけで食材を焼くのはヘルシオだけです。では「過熱水蒸気だけ」の調理は、何が違うのでしょうか?

ガイドが思うに、最もおおきなメリットは「庫内の酸素濃度が低くなり、それにより得られる効果が大きいこと」ではないでしょうか。ヘルシオの場合、庫内に充満した水蒸気の温度を維持するために、100℃以上に過熱された水蒸気をどんどん庫内に送り込んでいます。そのため、水蒸気が庫内の酸素を追い出し低酸素状態となるのです。庫内の酸素濃度が低くなれば、酸化しやすいビタミンCやポリフェノールなどの栄養素がキープしやすくなります。また、脂の酸化も抑制するため、よりおいしく仕上げることができるのです。

ヘルシオの効果・イメージ
加熱前後で比較したサラダ油の違い。低酸素状態なら酸化が抑えられるため、サラダ油の黄変 が少なくなります。(※画像:SHARPサイトより)

スチーム効果としてよく言われる「脱油・減塩」はもちろんのこと、栄養素をキープする効果が高く、さらにおいしくなる過熱水蒸気調理は、よりヘルシーな食生活を望む人にとって、とても魅力ある加熱方法と言えるでしょう。


見やすく楽しく役立つ「カラー液晶表示」

「カラー液晶表示」
トランプのカードのようにパラパラめくる液晶表示。色別に分類されているので、見やすく検索もしやすい。(※画像:SHARPサイトより)
次に、今年の目玉「カラー液晶表示」についてご紹介します。液晶が得意のSHARPらしく、3.5型の大型カラー液晶画面が搭載!231もの自動メニューが全て写真付きで表示されます。ダイヤルを回すと、トランプカードのようにパラパラとめくれる感じで、メニューがひとつずつ表示されます。また、ジャンルごとに色で分類されているため、検索もしやすく、見るからに使いやすい印象になりました。

この表示は、オートメニューが選びやすいだけでなく、カロリーも表示されるのが面白いところ。カロリーダウンをするメニューでは、通常調理と比べて「どれだけカロリーが落とせるか」を示し、さらにそのカロリーが、ウォーキングに置き換えると何分に相当するかも表示されます。【ウォーキング18分相当】などの表示を目の当たりにすると、「ほほーそんなに!」と驚くのと同時に「ヘルシー調理を使おう」と言う気になります。このように、具体的な数字で表すこの機能は、健康管理に一役買うと言えるでしょう。
「カラー液晶表示」
カロリー表示やその効果を具体的に表示するオモシロ機能。健康調理が手軽に楽しめます。(※画像:SHARPサイトより)





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