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絶妙なスチーム使いが魅力!東芝レンジ2008(4ページ目)

2008新製品より、スチームにかなりの独創性がある、東芝・石窯オーブンレンジに注目。気になる機能をあれこれ試してみました!それでは、ご一読下さい。

執筆者:戸井田 園子

とことんお試し!蒸しもの&焼きもの

このオープンレンジ、売りは『適温スチーム』だけではありません。スチーム機能が充実しているということで、『本格セイロ蒸し』ができるのも、特徴のひとつです。また、400℃の加熱水蒸気や石窯オーブンなどの焼きものについてもいろいろ試していますので、簡単に結果をご報告致します。

■本格セイロ蒸し~中華まん
中華まん
蒸し器で蒸したような仕上がり。冷めても固くなることがない「スチームのみ」の加熱は、東芝ならではの機能です。
スチーム+マイクロ波の「スチームあたため」であれば、冷凍でも約2分20秒であたため完了。しかし、レンジ加熱をするとどうしても固くなりがちなのが悩ましいところ。そこで、スチームのみの『本格セイロ蒸し』モードで試してみました。仕上がりは、やや水分多めかな?と思うほどしっとりとしていて、まさに「蒸し器」のようでした。冷凍もの1個で約25分と時間は少々かかりますが、マイクロ波を使ってないので冷めても固くなることはないのがメリット。また、蒸し器を出さなくても良いというのもポイントですね。実は、マイクロ波を併用しないスチームのみの加熱ができるのは、東芝とシャープ・サンヨーのみ。この機能を使わない手はありませんよ!

■高温スチーム調理~鶏の焼きもの
加熱水蒸気
焼網で余分な脂を落としつつ、加熱水蒸気でジューシーに焼きあげます。
業界最高の400℃加熱水蒸気も、注目機能のひとつ。ということで、加熱水蒸気で焼く「鶏」料理です。オートメニューは【鶏の照焼き】ですが、今回は岩塩とハーブで焼くことに。遠赤プレート+焼網で、オートメニュー・約19分で加熱終了。まだ皮が柔らかめの仕上がりです。ガイドは「カリッ」とタイプが好みなので、延長すること10分。焼網の下にはたくさんの脂分があり、余分な脂を落としつつヘルシーに焼きあげているのが分かります。食べてみると、皮は見た目のとおりパリッとした焼き上がり。肉は脂っぽさが無いさっぱりとした味に仕上がり、いくらでも食べられるという感じです。脂分が減ってヘルシーなのに、食べすぎてしまえば一緒かも...と心配になりました。

■石窯オーブン~ピザ
石窯オーブン
裏面はパリッと、生地はモチッとしていて美味しい仕上がりです。
続きましては、ネーミングにもなっている、得意の『石窯オーブン』の実力拝見です。一から手作りではありませんが、市販の冷蔵ピザに具とチーズを加えたもので試してみます。遠赤プレートの上に、ピザをのせ【オートメニュー18・ピザ】でスタート。約350℃で焼き上げたピザは、こんがりと焼けていました。食べてみると、裏面はパリッと焼けているのに、生地はモチッとしていて美味しい焼き上がりでした! 

■グリル~焼き魚
グリル
こげ目もしっかり、非常においしく焼けました。火加減を気にしなくて済み、後片付けも楽なのが、レンジで魚を焼く利点と言えるでしょう。
最後は、ガイドがよくオープンレンジで調理している焼き魚。火加減を気にせず放置しておけるのが最大の魅力です。今回は旬の「さんま」でお試しです。焼き魚は遠赤プレート+焼網を使い、加熱時間約18分~23分程度。一尾の焼き魚はグリル加熱を利用するため、途中で魚を裏返えさなくてはなりません。最近は、ガスコンロでも両面焼きになっているのでこれはちょっと面倒ですね。しかし、焼き上がりは完璧!こげ目もしかり付き、非常においしく焼けていました。ちなみに、調理後の庫内の臭いは「スチームお手入れ」をすればほぼ気にならなくなるので、メンテナンスは楽です。

実は、オートメニューにある【切り身の焼き魚】であれば、加熱水蒸気での加熱のため、裏返すことなく完成します。一尾の焼き魚も、こちちらのオートメニューを利用すれば面倒がないかもしれませんね。



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