オーブン調理時にスチームを利用するのがメインになっているのが、MITSUBISHI「スチームコンベクション」とTOSHIBA「石窯オーブン」
MITSUBISHI(RO-B1A) | TOSHIBA(ER-A9) |
希望小売価格\90,000 | 市場参考価格\54,800 |
◆スチーム発生のメカニズム◆
こちらも仕組みは単純。角皿に張った水をヒーターが加熱しスチーム化。発生したスチームを庫内に充満させてオーブン調理との併用、または庫内に蒸気を充満させて蒸し器の環境に、蒸し物調理も可能としています。
TOSHIBAはオーブン調理時のスチーム利用のみカタログにて掲載しています。余熱後、水容器(水差し)で蓄熱性の高いセラミック皿に水を注ぐとのこと。熱くなってから水を入れるのは、TOSHIBAだけ。少し原始的な感じもしますね。
◆スチーム機能を使った調理方法◆
●スチーム&オーブン
MITSUBISHIはその名のとおり、ホテルやレストランで使われている「スチームコンベクション」を家庭用オーブンに応用したとのこと。また、水を張った角皿に容器を並べれば、蒸し物も可能。茶碗蒸しなどもできる。 TOSHIBAはオーブンとの併用のみ。 |
角皿に水を張るタイプは、メンテナンスが楽という点をうたっています。確かにアタッチメントやタンクにくらべ、フラットな皿なので、手入れは簡単ですね。ヒーターで庫内全体が加熱されスチームが発生するため、スチームのコントロールが簡単にできないのが気になる点です。
以上が、各社スチーム搭載レンジの概要です。こうしてみると、スチーム発生方法は各社様々。それぞれに一長一短があるかと思います。
蒸し器としてならSANYO・HITACHIのアタッチメント式が手軽。スチームコンベクションならMITSUBISHI・TOSHIBAの角皿水張り式。スチーム温めならSHARPの専用容器式。しかし「スチーム機能」だけに焦点をあてるなら、やはりスチームを最大限に活用できるNationalといったところでしょうか?
皆さんはどのタイプが使いやすいと感じましたか?
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