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2003秋・スチーム機能搭載レンジ徹底比較! スチームレンジ各社の違いは何?(2ページ目)

「スチームレンジ」と言っても、その仕組みは実にいろいろ。今回はこの「スチーム機能」にスポットをあてて、各社の違いをみていきます!

執筆者:戸井田 園子

アタッチメントのSANYO・HITACHI

庫内にドーム状のアタッチメントを使用して蒸し器状態にする仕組みを採用したのが、SANYO「レンジdeジュ~極上蒸し」HITACHI「ワイドオーブンレンジ」


SANYO(EMO-FR100) HITACHI(MRO-EX1)
希望小売価格\95,000 希望小売価格\88,000


スチーム発生のメカニズム

アタッチメント方式。仕組みは単純!水を張る受け皿の上に穴あきのスノコ状のトレイを乗せ、ドーム型のフタをする。レンジ加熱をすることで、皿に張った水を蒸気にし、その蒸気をフタで閉じ込め、蒸し状態とする方法。温度は、高性能赤外線センサーが見張り、火加減調整は不要です。
SANYO HITACHI


スチーム機能を使った調理方法

●スチーム&電子レンジ
アタッチメントを利用した蒸し調理のみ。レンジを「蒸し器として使える」といった感じの仕様。


アタッチメントタイプは、この付属品をどこにしまって置くかが問題。結構大きなものなので、収納場所を必要とします!しかし、フタで密閉されるので、庫内に水滴がつかず、水じまいは良いと言えます。


ちょっと変わったSHARPの専用容器

SHARP(RE-MA1)市場参考価格\49,800
やはり、他社とちょっと違う個性的な仕組みなのが、SHARPの「スポット&スチーム」のオーブンレンジ。専用容器を庫内に入れるという、独特の発想です。


スチーム発生のメカニズム

付属のスチーム容器に水を入れ、庫内右奥の指定の場所にセット。あたため中に水蒸気が発生するという仕組み。庫内奥がパワーゾーンとなっていて、集中的にマイクロ波を放出する仕組みを利用したもの。水蒸気発生までに1分程度かかります。

スチーム発生イメージ 専用容器


スチーム機能を使った調理方法

●スチーム&電子レンジ
スチームあたためが可能。レンジ加熱の際に、専用容器から発生する水蒸気で食品にうるおいを与える。ラップレスで再加熱ができる

●スチーム&オーブン
オーブン調理時に、スチーム発酵・スチームオーブン機能が使用できる。この場合のスチーム発生方法は、角皿にお湯を張る仕組み。下段の角皿はスチーム発生のため水を入れてしまうので、通常の2段調理はできなくなる。


まだまだあります!
オーブン&スチームがメインのMITSUBISHI・TOSHIBA
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