突然ですが、フランス映画はお好きですか?ガイドは正直あまり……(苦笑)。あの独特の言い回しやもどかしさ、フランス人にしかわからない笑いなど、日本人には理解できない部分が多く、胸を張ってフランス映画が好き!とは言えません。

が、しかし「パリ映画」は大好きです。パリを舞台にした映画は、パリの美しさを伝えているだけでなく、パリで生活している人の体験や感情を多いに共有できるからです。

パリ
映画「パリ」の1シーン© CE QUI ME MEUT - STUDIO CANAL- STUDIO CANAL IMAGE – FRANCE2 CINEMA
今回は、そんなパリの魅力をたっぷりと伝えている「パリ映画」とそのロケ地をご紹介したいと思います。パリを訪れる前にこの作品たちを見ていけば、また違ったパリの楽しみ方ができること間違いなしのオススメ映画ばかり。

更に、実際にパリに来た時には、サウンド・トラックを聴きながらロケ地巡りをすればどっぷりと映画の世界に浸れますので、旅行の際には携帯プレーヤーもお忘れなく。今回ご紹介する映画は、フランス映画が苦手な方でもスンナリと入れるものを選びました。

イチオシ最新オススメ映画「パリ」

パリ
今一番パリで話題の映画(C) Mars Distribution
セドリック・クラピッシュといえば、パリの下町の人々を描いた「猫が行方不明」でデビューして以来、若い世代を中心に支持され続けて来たフランス人監督です。ちょっと俯瞰で見た人間模様を淡々と、時にはコミカルに、時にはエモーショナルに描くことを得意としていて、テンポのよい作風が特徴です。

近年は「スパニッシュ・アパートメント」とその続編「ロシアン・ドールズ」など、スペインやイギリスでの海外ロケ作品が続きましたが、今回は原点に戻ったともいえるパリが舞台。タイトルが表しているように、この映画のもう一つの主役はパリです。パリの様々な地区で暮らす、階級も人種も立場も全く違う人々を描いていてるので、そこに登場する人とカルチェ(地区)はとてもリアル。パリという街が生き生きと捉えられていて、監督のパリに対する愛情が伝わって来ます。

パリ
豪華共演も見物© CE QUI ME MEUT - STUDIO CANAL- STUDIO CANAL IMAGE – FRANCE2 CINEMA
ジュリエット・ビノシュとロマン・デュリスが姉弟役という設定も、キャストの豪華さを物語っています。

パリの色々な場所が登場しますが、登場人物の一人である歴史教授が勤務するソルボンヌ大学前の広場にあるカフェや、パレ・ロワイヤルの公園はとてもリアルかつ美しく撮影されていたと思います。

パリ市が作成した紹介マップ(PDF・英語/仏語)では、一部のロケ地が紹介されています。お散歩コースのプランニングの参考にしてみては。

「パリ」公式サイト(仏語)

日本での公開は12月20日から!
日本の公式サイト
ロケ地巡りのブログ

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