サン・レミ教会も世界遺産。13世紀のロマネスクとゴシック2つの様式が織り交ざった名建築。少し離れている為訪れる人は大聖堂よりも少なく、ゆったりと見学できる。 |
INDEX
■いきなりローマ遺跡発見!マルスの門
■何はともあれ大聖堂
■荘厳でいて華麗、これぞゴシック
■おや、ジャンヌ・ダルク?
■世界遺産ランス情報
いきなりローマ遺跡発見!マルスの門
マルスの門はローマ時代に建造された凱旋門のなかでも最大のもの。当時このマルスの門含め3つの門がランスにはあったんだそうだが、現存するのはここのみ。 |
そんなプロムナードの一角、駅から出て右手(東側)すぐにある大きなロータリーの一角になにやら大きな石造りの門が見えました。石灰岩質の白っぽい肌はどう見ても凱旋門のよう、ちょっと行ってみることにしました。
これがランスの大聖堂正面。ドイツ軍により破壊されたことが嘘のように、800年前の姿そのままのたたずまいを見せている。しかし、よく見ると傷跡ははっきりと残っており、砕けてしまったステンドグラスは戻ることはない。この力強いフォルムは、再びあのような悲劇を繰り返さないという強い意志の象徴であるかのようだ。 |
何はともあれ大聖堂
ランスに来れば何はなくともまずは大聖堂に行かねば話になりません。このマルスの門をまっすぐ南に下れば目指す大聖堂があるはずです。距離にして1キロ足らず、ほんの10分もかからないうちに着いちゃいます。途中、市庁舎やローマ時代の地下柱廊(Cryptoportique)のあるフォーラム広場を眺めながら、アールデコ調の美しい街並みを散策してゆくうち、突然目の前に、雲をつくような2つの高い塔が目に入ってくるはずです。