フランス/フランスのおすすめエリア

エヴィアン!レマン湖いで湯の旅(2)(2ページ目)

フランスの水といえば、エヴィアン!そしてアルプスの湖水リゾートといえば、エヴィアン・レ・バン。華やかな別荘。ラグジュアリーなホテル、カジノにゴルフ。1ランク上のリゾートがあなたを待っています。

執筆者:赤木 滋生

ここで試飲が出来る。城内にはレストランも営業しており食事も出来る。もちろんリパィユを飲みながら。
シャトウを訪れる楽しみは何と言ってもテイスティング。ここの場合種類が多いわけじゃないからあれこれ飲みくらべの楽しみは無いけれど、フレッシュでくせのない白ワインの難しいことは言わないで、肩をこらさず楽しめる所がいいね。実はこのリパィユ、フランスのベスト100銘柄入りをしたこともある良いワイン。手に入れたければ直売だけあって値段もお手ごろで求めやすいんだ。もっとも重いしかさばるから、買えてもせいぜい半ダースってのが残念。

試飲つきの見学は7.5ユーロからか。11ユーロ出せばシャンパンとチーズが付いて、14ユーロで食事とデザートコーヒー付き、うーんランチは軽めにしとけばよかったかな?

ついにエヴィアン到着!

ノートルダム・ダソンプシオン教会。初期ゴシック様式の古い教会だが、改築により玄関周りはビザンチン様式になっている。
イヴォワールを出てから途中リパィユの寄り道をのぞけば30分もかかってないんじゃないかな、道端の花がいっそう華やかに咲き誇ってきたかなと思ったらインフォメーションの標識が目に入ってきた。よし、パンフをゲットだ。

この先の湖沿いの庭園前にあるりっぱな建物が旧温泉療養センターだな。入口に大きくTHERMESと書いてあるよ。手前のネオクラシック様式が市庁舎か。旧ルミエール邸だったんだな。となるとエヴィアンの源泉はこの地図からするともっと上だね。街中は斜面にあるから道が狭くてえらく建てこんでるよ。おまけに一方通行だらけでどうも歩いたほうがよさそうだ、車をどこかに停めておくか。

元の温泉療養センター。現在は閉鎖されており、レセプションなど特別な時以外見学出来ない。
こうして改めて見ると市庁舎の装飾はずいぶんと凝っているな。意匠を凝らした彫刻があちこちにびっしりと彫り込まれてるよ。旧温泉療養センターもいわゆるベルエポックっていうのかな、19世紀終わりから世紀末までのブルジョアの時代、いわゆる古きよき時代の香りいっぱいだね。

旧温泉療養センター横にはネオクラシック様式もあでやかなルミエール邸がある。細部をながめるとさまざまな彫刻が興味深い。現在はエヴィアン市庁舎として使われている。
市庁舎の横の道を登ってゆけばすぐに源泉にたどり着くはずだ。お、角っこの広場に泉発見!でもこれは普通の泉みたいだけど、飲めるのか。おっうまい、こりゃきっとエヴィアンだぞ。地下には公衆トイレがあるね。手洗いの水も上の泉と同じ水みたいだ。どうもエヴィアンの町はどこに行ってもただでエヴィアン飲み放題みたいだね。
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