ドーデの「陽気なタルタラン」あのとんでもないホラ話の舞台となったのがタラスコンです。タラスコンのタルタラン、妙に頭に残る響きですね。写真機片手にアルル周辺を回るカメラ少女アリエール、気の向くままにタラスコンからボーケールへ、さてどんなわくわくがあるのかな?
INDEX
■陽気なタルタラン
■タラスコンとボーケール
ローヌ川をはさむ二つの町
■お城と聖マルト教会
■川向こうはボーケール
■修道院の原型?聖ローマン修道院
■タラスコンとボーケールお役立ち情報
■陽気なタルタラン
子供のころ「陽気なタルタラン」って童話を読んだ事がない?あたしの大好きないわゆるホラ話。見知らぬ国のアブナイ冒険話をおおげさにいやみたっぷりに書いてあるとんでも話。内容は忘れても主人公の大ボラ吹き、タルタランの名前が頭に張り付いて離れないんだよね。その「陽気なタルタラン」の舞台になったのが風車小屋のフォンヴィエイユからほんの10キロあまり離れたこのタラスコン。作者はもちろんドーデね。アルルからもたった一駅だから相当近いね。駅を降りてメインストリートに、ってったって小さな町の表通りだからたかが知れてるんだけど入ってすぐ右手にツーリストインフォメーションがあったからここでちゃっかり地図をもらっちゃった。
なんだ、タルタランの家もソリアード博物館もすぐそこなんだね。でも博物館の方は予約がないとだめなのかあ。まいっか、とりあえず目的はタルタランの家だしね。もっとも実在の人物じゃないから資料館ってとこかな。でもここの人形はイメージが違うなあ。ちょっと間抜けで大胆な、デブのドンキホーテって感じが欲しいんだよね。
□タラスコン公式サイト
http://www.tarascon.org/(フランス語)
59 Rue des Halles 13151 Tarascon
Tel:04 90 91 03 52
Fax:04 90 91 22 96