ピッキング・泥棒の対策/ピッキング・空き巣を防ぐ

鍵紛失!?シリンダー交換で新しい鍵と安全を(2ページ目)

「鍵をなくした!」「泥棒に入られた!」など、様々な事情で鍵を新しくしたいときに、具体的にどうすべきか、分かりやすく解説します。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

依頼する際のポイント

電話で問い合わせましょう
電話で問い合わせましょう
まずは錠前をじっくりと見てみましょう。どこかに必ずメーカー名が書かれているはずです。通常は「フロント部分(前頁図参照)」などに名称が刻印されています。そのメーカー名をメモして、インターネットでメーカーを検索することができます。また、鍵のサービス店に問い合わせの電話をしたときに伝えると話が早いでしょう。日頃からどこのメーカーの錠前なのかくらいはチェックしておきましょう。オリジナルの鍵であれば、鍵にもメーカー名称があるので見ておきましょう。

問い合わせの電話をするときには、もしあれば他のスペアキーも手元に置いておくと、どんな鍵かたずねられたときに答えることができて、これもスピードアップにつながります。鍵を紛失して家に入ることができず、他のスペアキーが手元にない場合でも、どんな形状の鍵かすぐに答えられるように覚えておきましょう。「ディンプルキー」であるとか、「街でスペアキーを作ったことがある」などの情報を伝えれば、相手はプロフェッショナルですから、すぐにわかるはずです。

錠前メーカーのお客様相談室などにたずねると、お近くのサービス店を紹介してくれますので、日中の時間帯に連絡ができるならメーカーの紹介ということで、特に女性にはより安心できるのではないでしょうか。そのほかにも、タウンページやインターネットで、鍵のサービス店を見つけることができます。24時間対応している業者さんも少なくありません。いくつかの候補のお店をピックアップして、実際に電話してみましょう。

通常、多くのサービス店ではフリーダイヤルで対応していますので、気軽に問い合わせてみましょう。この際、どんな商売でもそうですが、相手の応答の仕方に注意してみることです。色々と質問して、丁寧に答えてくれるようなら安心ですが、いい加減な返事しか返ってこなかったり、怒っているような対応だったりすると心配です。できれば、少なくとも3ヶ所に電話をしてみて、料金などの比較をしてみるといいでしょう(相見積もりのススメ)。

価格も同じ錠前であっても、たとえば1万数千円から数万円くらいまでと、料金には幅があることが分かります。時間帯による場合や、特急で対応してもらう場合など、サービスの内容や条件によっても差が出るものですが、自分の納得のいく業者を選んで依頼しましょう。家の鍵は、命と財産を預ける鍵ですから、慎重に作業をしてもらい、できれば業者さんから名刺ももらっておくといいでしょう。名刺や伝票類は必ず保管しておくことです。

二度と鍵を紛失しないように、大き目のキーホルダーを使うことをおススメします。鈴や根付程度の小さなものをキーホルダーとして使うと、小さいだけになくしやすく、また誰かに手のひらに隠して持っていかれる危険性も高まります。おしゃれだけでなく、安全性も考えて選ぶといいでしょう。


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