2.扉(ドア)のお掃除と正月のしつらい
「今年一年オツカレさま!」 |
今年一年、ドロボウを入れずによく頑張ったね、毎日開いたり閉まったりお疲れ様!などの感謝の気持ちを込めて、良く絞った雑巾などで拭き上げてあげましょう。
◎鋼製ドア……中性洗剤を薄めた水に浸し、かたく絞った雑巾で拭き、水拭きで仕上ます。
◎木製ドア……水気を嫌いますので、乾拭きで、こびりついたホコリなど丁寧に落とします。
■玄関扉にできるお正月のしつらい
こんなスタイリッシュにアレンジされた注連飾りなら、いまどきの住まいの雰囲気にぴったり合うのでは? ONAO/結びかざり 金(All About スタイルストア) |
お正月は、昨年の無事や実りに感謝し、新しい一年の平安と豊穣を年神様にお祈りする行事。門松はその年神様への目印、注連飾りは邪気払いや家内安全などの願いをこめて飾られるものです。
などなど……まじめにとらえるほど難しく感じられ、「面倒だからいっそ省略しちゃえ」とも思われてしまいがちですが、あまり背伸びしすぎず住まいに合ったアレンジを施したしつらいというものを考えてみるのも、一案では?
最近では、門松代わりの松の葉や、しめなわ飾りの稲わらをリース状に編みこんで、うらじろやゆずり葉といった縁起物をバランスよく配置した飾りを、街の雑貨屋さんや、花屋さんなどで求めることもできますし、センスの良い方なら自作されても素敵だと思います。
ただ一点、気をつけたいのは、「12月29日と31日に、これらの正月飾りをするのは避ける」ということ。
29は「二重苦」! 「苦立て」「苦松(=苦が待つ)」に通じるためNG。
31日に飾るのは、お葬式と同様、「一夜飾り」であり縁起が悪いといわれます。
また、折角年神様をお迎えしようというのに、前日バタバタと支度した「一夜飾り」は失礼ですよね。
できれば今日、25日から、28日までの間か、遅くとも30日には飾るようにしましょう。
>>>次ページ>>>3.表札とポストのお掃除