スチームクリーナーで、住まいの面倒掃除箇所の雄「お風呂場」を掃除する
洗面所にスタンバイしたスチームクリーナー。使っていて思ったのですが、やっぱり底にキャスターが付いているほうが使い勝手はいいかもしれません。型番違いになりますけど。 |
だいたい昼間から子どもの行水などして、お風呂場使用頻度自体アップしている時季です。泣く子も黙るカビ取りワザである「漂白剤をスプレーして数時間放置」も、しょっちゅうシャワーだ何だで使用しているお風呂場では、なかなか思うようにできません。
さあ、そこで取り出したるはスチームクリーナー。ごく普通の水道水を熱したスチーム(蒸気)が掃除の主役です。
いわゆる危険な薬剤、残留したらかぶれちゃうような強いクスリなど一切使いませんので、ケミカルなお掃除にアレルギーのあるエコ志向のママも安心! ただし火傷には充分注意しなければなりませんが。お掃除の最中、子どもは別室に隔離したほうが無難でしょう。
(夫)「ハテ。このスチームを、どこに、どう使うと一番効果的なのかな?」
フニワラ(夫)、呟きながらセッティングしたクリーナーを眺めています。0.8リットルの水を本体に注ぎ込み、コンセント・スイッチをいれて待つこと6分。オレンジのランプが消えて使用できる状態になっています。
手元のスイッチを押すと「ブオー、ゴォォォォォ」と噴出す、蒸気! 感じとしてはアイロンのスチームスイッチを押しているときに似ています。その蒸気の量と勢いが「ちょっと、すごい」ことになっているわけではありますが。
「ゴォォォォ」とスチームを噴きながら付属のブラシでこすります。確かに良く落ちる! ただし、前もって洗剤で予洗いをしない状態でやると、ちょっとドブ臭い(ドブ臭さが蒸気で舞い上がる?)かも知れません。特に夏場使うのであれば、予洗いはしておいたほうがういいかも。また、換気扇も回しましょう。結構暑いです。 |
・壁面などのピンク色の酵母(前カビ状態)は、スチームを当てるだけであっさり落ちる感じ。
・でも、コーキング剤などに入り込んだ、厄介な黒カビにスチームを当てたところで、カビが消えるわけではない。(ただし、「タイル」ならば落ちるのかもしれません。機会があれば試してみたいところです)
・長期的にはカビの菌糸に何らかのダメージを与えている可能性はあるけれど……所謂「お風呂のカビ」対策としての即効性はないように感じた。
・蛇口などの石鹸かす等は、スチームを当てながらこすると落ちやすくなる。
・排水口などのヘドロっぽい汚れにスチームを当てながらこすると、落ちやすくなる。
・全体的に掃除しながら「消毒もしている」という実感を持つことが出来る。
(夫)「ねぇ、ちょっと見て。綺麗になっているし、殺菌したって感じがしない?」
(妻)「いいねぇ。それじゃあ、続けて和室も頼むワ」
(夫)「オッケー」
>>>次ページ 足裏アブラでベタつく「畳」掃除を、やってみる。