“子育て”を冠した戸建住宅?!
ミサワホーム「GENIUS Link-Age(ジニアス リンケージ)」モデルプラン(43-2SE)より1階部分。サーキュレーションの使い勝手のいいプラン。緑色の「マルチスペース」は、玄関からストレートの動線上にもあり、途中には子どもが帰宅後スムーズに手を洗ったり、トイレに行けるといったくふうもなされている。【画像提供:ミサワホーム株式会社】 |
さる4月18日、都内のホテルを会場にして発表されたミサワホームの『GENIUS Link-Age(ジニアス リンケージ)』(http://www.misawa.co.jp
この独特なコンセプトのもと、設計されたモデルプランは、まさに子育て真っ最中の団塊ジュニア(この商品のメインターゲット!)であるフニワラ(妻)的には「痒いところに手が届きまくり」なディティールの連続といって過言ではありません。
プランのアイディアの中でも、とりわけ心が揺らされたのが、オープンタイプのファミリーキッチンから、ダイニングを挟んで目線の先にある「マルチスペース」(画像のプランの彩色部分、彩色藤原)、さらのその先に位置する東面「キッズプレイパーク」という構想。
「キッズプレイパーク」は南面、リビング前にもウッドデッキと砂場という設定でも置かれ、いずれも親の目が届きながらも、多様な屋外遊びを可能としています。
この商品DVDを鑑賞していたところ……
(フニワラ姉子)「このおうちいいなー、これ買ってー!」
(フニワラ妻)「それはちょっと……経済的に……」
(フニワラ夫)「うーん、せめて土地がもっと手軽に、定期借地とかで用意できれば、可能性が無いでもないんだけどねぇ」
(姉子)「テーチャクってなーにー?」
(>>>『定期借地権』について知りたい人はコチラ!>>>●All About[住宅ローン]住まい選びの選択肢に 定期借地権付き住宅って何?-1)
その他、2階の「主(寝)室~家事室+ウォークインクローゼット~インナーバルコニー~洗面所」の練り上げられたラインなど、まさに今、子育て・家事にテンテコマイしている人であれば、思わず唸ってしまうはず。興味のある人は是非、サイトや商品カタログで詳細を確認してみて。
子どもに媚びず、子どもを活かし、かつ親も生きる“住まい”……
「駅近」のメリットが活きる日も来る。「でも……?」 |
(フニワラ妻)「確かに。子どもはどんどん育ってしまうし、大きくなれば親にとっての利便性を、子どもも親と同じように享受できるようになるしね」
(夫)「例えばウチの、公園が近くにないけど駅が近い、っていう条件なら……」
(妻)「姉子が中学受験でもして、都心に通学するとかなれば、あと6~8年で立地的には最適って言えるようになるだろうね。中学生になれば、もう公園のお砂場で遊ぶわけでなし……」
(夫)「でも、勉強に集中するため、個室が欲しい!って言われても無理だよね」
(妻)「うちは親が在宅労働者だからそれは無理! 子ども部屋はきょうだい共用で使わせるしかないわね。つまり、じゅうぶんな個室を用意して上げられないことのデメリットは、そこで呑まなきゃいけない」
(夫)「そして個室の子ども部屋を用意するとなると、立地的にもっと郊外へ行かざるを得ない……。なかなか、ままならないねえ」
(妻)「でも、今できるところから、大人も子どもも生き易いよう、住まい方や暮らし方の改善はしていきたい」
(夫)「そうだね。“子ども”が、“子ども”でいる時間は、あっという間だから……」
住まい方は即ち、生き方そのものともかぶります。また、同時に住まい方の思想は、その子育ての思想とも大きく関わりあってくるもの。
現状のままくふうを重ねるにしろ、住み替えを試みるにしろ、普段の暮らしの中から湧き上がってくる家族皆の思いを丁寧にすくい取らなければ、より良い選択はなし得ません。
「子どもの住む住まい=我が家、このままでいいのか?」
あなたも、考えてみませんか?