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一日5分で、4月は美麗ドアノブをゲット!(2ページ目)

目まぐるしく過ぎる日々の、ほんの5分間だけ…「住まい」に集中してみませんか? 新シリーズ『一日5分のハウスケア』、第1弾では、毎日触れているからこそ盲点になるドアノブにキュキュッとフォーカス!!!

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

チェック! トイレと洗面所

ドア
毎日見慣れてしまっている家族よりも、実は来客などの他人のほうが、その「汚さ」を意識しているのかもしれません。

「毎日必ず触れている」ゆえに、何故か……「汚れる余地なんてないんじゃないの? ホコリが溜まるわけでも、あるまいし……」とか考えてしまいがちなのが、ドアノブというもの(の宿命)です。

でも、確実に「汚れ」ています。まぁ、大人は滅多に「汚れでべとべとの手」でドアを開け閉めしたりはしないので、意識されづらいものですが、子どもの居る家では多く「ギャッ」と言いたくなるような状態の手で、ドアの開閉をやられがちなので、「汚れ」を思い当たることはたやすいのではないかと思います。

それは時に食べ物の「ねとねと」であり、絵の具の「きときと」であり、泥の「ぐじゃぐじゃ」……だったりします。が、かく、目に見えやすい汚れであれば、それでもまだマシなのかもしれません。

さあ……手近なドアノブに近づいて、もっと接近して見てみましょう。 

いわゆる昔ながらにドアノブを「回す」円筒形のものも、回すというよりも「押す」カタチのレバーハンドルタイプのものも、いつも無意識に触れている部分には
「点状に」垢のような汚れが付着しています。「べっとり」付いているわけではないところがポイント。それは、一見しただけでは、そんなに「汚れている」と認識しづらいタイプの汚れです。

けれどこの
見えない(見えづらい)汚れが、侮れないのです。例えば家族間で風邪が蔓延してしまう際、その原因には「ドアノブ」があるとも言われています。

無意識に鼻をこすったり、咳をするときに口を覆った、ウィルスの付着したその手でドアノブを持って、家の中を移動し、また別の家族が、そのドアノブに触れながら生活する。特に複数の家族が高頻度で利用する「トイレ」や「洗面所」のドアノブには要注意と心得ておきましょう。

また風邪だけでなく、「O-157」や「ギョウ虫症」などの家庭内感染の原因にも「ドアノブ」は挙げられています。怖い…。


5分で出来る、ドアノブ・ケア方法!

さあ、しかし怖がっている場合ではありません! 早速さくっとケアしましょう! 用意するものは、

・軍手
・住まい用洗剤

の、たった二つだけ。

手荒れの心配な方は、軍手の下に薄手のゴム手袋をはめておくと安心です。そうです、軍手は雑巾がわり。住まい用洗剤はお好みのもので良いですが、二度拭きの必要のないタイプがラクでいいですね。

【ケア手順】

・住まい用洗剤で、しっとりする程度に湿らせた軍手を手にはめ、ドアノブを握る。

・握ったままキュッキュッと手を動かして汚れをこそげ取る。ついでに指先(爪先)で細かい部分もほじくるように…。

・軍手を両手にはめた状態で、ドアを抱きかかえるようにして2箇所同時にお掃除するモノグサ・テクもおすすめ。


……この調子で5分間、住まいの中のドアあちらこちらをお掃除してみてください。
最低ドア3枚、頑張れば5枚(ドアノブ10コ分)をやっつけることも可能……かな!?

大きな家でも、1週間続ければ、家中のドアノブがピカピカになること必定です。

新しい季節の扉を開きつつ……ドアノブと握手しながら、「デキる」ハウスキーパーを目指そうでは、あーりませんか!
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