「セスキ炭酸ソーダ」って何?

「セスキ炭酸ソーダ」。一体どんな材料で、どんな性質があって、どう使えばいいの? 謎ですよね。

先程、<重曹の親戚筋にあたる「セスキ炭酸ソーダ」>と書きましたが、まず重曹も「セスキ炭酸ソーダ」も、水に溶かしたとき(水溶液)共に「アルカリ性」を示します。PHで言えば、重曹が8.2、セスキ炭酸ソーダが9.8(1%・25℃時)(※PH7が中性)と幾分「セスキ炭酸ソーダ」の方が強いといえます。また、

重曹(炭酸水素ナトリウム・重炭酸ソーダ)の化学式は(NaHCO3)
セスキ炭酸ソーダ(セスキ炭酸ナトリウム)の化学式は(Na2CO3・NaHCO3・2H2O)

と、こちらも似ていますね。これは「セスキ炭酸ソーダ」を水に溶かすと重曹と炭酸塩(炭酸ナトリウム・炭酸ソーダ。化学式はNa2CO3)に分かれる性質を示しています。逆に言えば、「セスキ炭酸ソーダ」とは重曹と炭酸塩の複塩で、双方の中間の性質を示すものといえます。(炭酸塩は、PH11.2とかなり強めなアルカリを示しますので家庭で使うにはちょっと危険性が高いかもしれません。)

つまり、家庭での掃除に使用する際には、ほぼ重曹を使用し掃除するのと同様のヨゴレ(ヨゴレの性質についての説明は『酢』と『重曹』で大そうじ!を参照してください)を対象に、「セスキ炭酸ソーダ」を利用することができます。


「セスキ炭酸ソーダ」の大特徴とは?

しかし、重曹と「セスキ炭酸ソーダ」で、大きく異なる点が1点あります。それは、

「セスキ炭酸ソーダ」は、たいへん水に溶けやすい性質をもっている

という点です。この性質は、お掃除の観点から言うと大変! 汎用性の高い性質です。その活用方法を併せてレクチャーしていきましょう!
(※重曹は、逆に水に溶けにくい性質を利用して、研磨作用を期待することができました。この内容も前述記事を参照してください。)


「セスキ炭酸ソーダ」の使い方

●入手方法
「セスキ炭酸ソーダ」は薬局に売っているものですが、取り扱い店舗はかなり少ないという感触です。エコ掃除系のオンラインショップで購入するのが一番手っ取り早い方法かも。

>>>
石けん百貨
地球館

また、水に溶かした「セスキ炭酸ソーダ」は重曹と炭酸塩に分かれるという性質があることから、重曹と炭酸塩を同量ずつ合わせて水に溶かしたものでも同様に使用することができます。



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