その3:家電(各種と、その周り)
・炊飯器、電子レンジ、オーブンレンジ、湯沸しポット、オーブントースター、ミキサー、コーヒーメーカー、ホットプレート、等々…。キッチンにおける家電は各家庭により様々。上記ひとつもない(!)という家庭もあれば、全てある(!)家庭、それに加えてパン焼き機、足元ヒーター、電気鍋、生ゴミ処理機、その他…もある家庭もあり、その手入れの頻度もまったく様々です。
・いずれも、平素からホコリや油汚れがつかないよう、溜まらないように目を光らせてケアしている場合は特に「大掃除」は必要ありません。が、あまり平素の手入れを心がけた記憶がない場合は、ひとつひとつ、できるだけ取扱説明書の手入れ欄を参考に清拭していきましょう。
衛生面の問題もさることながら、手入れを怠ることで思わぬ「事故」につながるおそれがあるのが、キッチン家電。なるたけ注意して。
その4:食品ストッカー(に類するものと、その周り)
・キッチンに食品ストック専用の収納場所がある場合(パントリーや床下収納など)、また食品ストック専用のストッカーや引き出しなどがある場合、いずれにおいても賞味期限切れチェックのタイミングをどれくらいの頻度で平素持っているかによって、その場所の汚れの度合いも変わってくるきらいがあります。管理には自信があるという場合はスルーして良いでしょう。
・が、買うだけ買って賞味期限等はあまり気にしない…という場合はまず上段からストック物の賞味期限切れ検査、及び害虫の混入チェックと棚の清拭(場所が場所なので、洗剤ではなく、揮発性があって水分を残さず、除菌にもなる『消毒用アルコール』が最適です)を。引き出しの部分利用などストック物の量がさほどでもない場合は、一度モノを全部外に出し、清拭・整理しましょう。
・「冷蔵庫の中身」も同様のやり方で…。(別記事で触れる予定!)
その5:食器洗い乾燥機(に類するものと、その周り)
・ビルトインタイプの場合はあまり気になりませんが、後置きタイプの場合は置き場下部や目に付きづらい裏部分などに、ゴミやホコリ、カビが生えていないか定期的にチェックする必要があります。が、これも平素から心がけている場合は「大掃除」の必要はありません。
・食洗機周囲の清拭にはやはり『消毒用アルコール』が汚れ落ちもよく便利です。但し火気には充分注意してください。
その6:ゴミ箱(に類するものと、その周り)
・全国的に細分別の波は及んでいます。それだけにゴミ箱の数も増えてかなわない(平素からのケアの手間も…)ご時世。
・しかし生ゴミ周辺はまめにケアをしないと臭ったり虫がわいたりするから気をつけている人でも、案外缶・ビンや紙・ビニールゴミの周囲には無頓着だったりします。
・どこかしら、普段手をつけていないポイントがある場合「そこ」が汚れを蓄積している場合が殆ど。思い当たるフシがあるひとは、『消毒用アルコール』で清拭しておきましょう。
火気には充分注意してください。
気をつけていても、飛び散る水。 |
その7:床
・キッチンの床は飛び散った水、洗剤、落ちた食べものの破片、油、ホコリ、髪の毛等々…ぎょっとするくらい汚れやすい部分です。ゆえに普段から掃除機掃除、拭き掃除を心がけている場合は大掃除の必要はありません。
・ただ、キッチンマットを敷いているけれど滅多に取り替えないという場合や、面倒なので汚れるままにしている場合などは、食器棚やシェルフのすき間や下部といった普段目に付かない部分から、順に清拭を進めるようにしましょう。
・にわかには取れないしつこい汚れが床にこびりついてしまっている場合などは、台所用洗剤や重曹液などを湿布して汚れを溶かし、浮かび上がらせた後に拭き取るようにします。