ボリューム層は2DK(なのは首都圏だけ?!)
首都圏に住む新婚さんのおよそ32%、東海、関西、九州圏のおよそ15%、16%、15%が「2DK」の住まいに住んでいます(リクルート『ゼクシィ』・2000年 結婚トレンド調査)。「2DK」というのは、ダイニング・キッチン+2部屋の住まい。夫婦ふたり暮らしではチョット狭いけれどチョード…という感じなのでしょう。
ちなみに新居の専有敷地面積の平均は、56.8平方メートル(首都圏)です。
しかし! カツモクしたいのは、首都圏以外の東海圏・関西圏・九州圏のボリューム層は2LDK ~3LDK(それぞれおよそ20~25%)である点!
「新婚時からそーんな広いところに住んだら、仲が悪くなりそうでしょ!」なんてムニャムニャ…の遠吠え…なのかしら。ショボーン。
お家賃は全国的に7~8万円が普通?
首都圏での、1ヶ月分の家賃の平均は8.4万円だそう(リクルート『ゼクシィ』・2000年 結婚トレンド調査。ただし、社宅は含まず)。東海圏の平均で7.3万、関西圏でも8.3万、九州圏では6.0万となっているので、全国的に見ても7~8万円が平均値なのだと思われます(そのワリに広さに差が…)。
一般的に、生活に過剰な負担をかけない、家賃の割合は収入のほぼ25パーセントと言われています。と、考えると収入の平均も月28~32万(手取り)といった感じなのかな。そこで調べてみると、30歳未満~39歳未満の枠で、およそ月33~43万(手取り)という数字が( 総務省統計局・平成14年 家計調査年報 家計の概況 世帯主の年齢階級別家計収支)。男性の平均初婚年齢が28.6歳(国立社会保障人口問題研究所・平成10年)ですから33万前後というあたりでドンピシャリ、ですね。
とはいえ結婚時の「共働き率」はゆうに50%を超えている昨今(総務省・平成14年 労働力調査)。余剰金は預貯金に回されているのでしょうか?(さてはて…)
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