プロに教わる！今からはじめる大掃除のコツ(3ページ目)

排水溝をヌルヌルさせない究極の方法とは？

お掃除のプロとしての資格を認定するNPO法人日本ハウスクリーニング協会が監修する本は「すぐに役立つ」と評判です

高橋さんいわく、年に一度の大掃除を簡単に済ませる効果的な方法は、日頃からの“ついで掃除”だと言います。「食器を洗うついでに、別のスポンジでシンクや排水溝を洗うとヌメヌメがつきません。お風呂に歯ブラシを置いておき、カビに気がついたらシャワーを浴びるときに、水打ちをしながら軽く壁をこするだけで初期のカビは強い洗剤を使わなくてもとれてしまうものですよ」と、毎日の作業にひと手間をプラスするだけ！ 掃除をしたくないなら汚れをためるな、という結論になるようです。

さて、これまで時短掃除のポイントを教わってきましたが、最後に部屋の片付けについて、はかどるコツを教わりましょう。高橋さんの片付けは、クローゼットのものをすべて出して、「いるもの」「いらないもの」「迷うもの」「移動させるもの」の4つに分類するところからスタートします。「自分にとって今、なにが必要なのかを考えることは、心の整理にもなるんですよ」……ということで話は飛んで女子トーク（笑）。「昔の恋人との思い出の品についてどうすべきか」についても答えてくれました！

昔の恋人との思いでの品も一掃！？

「レンジのゴトクはお湯に数分つけておくと、後で洗うときにラクですよ」と丁寧に教えてくれるお掃除のプロ、高橋敬子さん

「昔の彼とのアルバムやもらったプレゼントは、思い切って手放すのもひとつの方法。こだわっているものを手放すのは、決して悪いことではありません。そこから一歩、自分が前に進めることなんですから」とのこと。なんだか、部屋も心もスッキリできそうな予感です！

お掃除の方法に興味を持つところからはじまって、資格取得ののちに起業をしたり仕事へつなげていく人も多いという整理収納清掃（3S）講座。「家をキレイにして気持ちよくなっただけでもうれしいことなのに、お客さまに“ありがとう”ってお礼まで言われちゃうなんて、なんて素晴らしい仕事だろうって思うんですよ」という高橋さんに、もっともっとたくさんのお掃除のコツを教わりに行ってみませんか？

【スクール情報】
女性アカデミー東日本東京校
住所：北区赤羽西1-29-5日本ハウスクリーニング協会ビル
電話：03(5963)5750
整理収納清掃（3S）コーディネーター3級（講習時間180分 講習料16,800円）　
整理収納清掃（3S）指導員（講習時間360分 講習料115,500円）
ハウスクリーニングアドバイザー（講習時間3日間 講習料210,000円）
※整理収納清掃（3S）コーディネーターには2級と1級もあります。申し込み方法など詳しくはコチラから確認してください

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