スペイン生まれのイケメンに習うフラメンコ(2ページ目)

踊りが早く上達する秘密とは？

「丁寧でマジメ」。アントニオ先生のレッスンの最大の特徴でしょう

まずは、ダンスのおけいこにはお約束の柔軟から、レッスンはスタートします。特に念入りに手首をグルグル回すこと約10分。フラメンコを踊るときに大切なのは、つま先やカカトのステップだけではなく、手首や指先が柔らかく動くこともあるんですね！

ところで、フラメンコを踊っているときの男らしい表情とはうって変わって、指導するときのアントニオ先生は物腰がとっても穏やか！ ひとりひとりの動きをよく見ていて、時間をかけてアドバイスをしてくれるので、指摘された課題もアッというまにクリアしちゃいます。発表会が1年に一度のペースで開かれるというのも、やる気がアップするポイントでしょう。

アントニオ式！？「褒めて育てる」指導の快感！

指導はプロでも、ときどき見せる21歳（若い！）の笑顔がキュートです！

新しいステップの練習でも、頭がこんがらかることなくスムーズに進めることができるのは、きっとこの優しくて丁寧な指導のおかげかも。だって、ただでさえステップって、ややこしいものでしょう？ それなのに、たとえば「ダメダメ！ 違うだろーが！」なんてスパルタンなレッスンだとしたら、できるものもできなくなってしまうような。

「今、すごくよかった。言ったことが、ちゃんとできていました」なんて、一見あたりまえの褒め言葉でも、実際に面と向かって言われてみるととてもうれしいもの。“たかだかステップひとつ”と考えてしまえば、自慢できるほど大きなことではないかもしれないけれど、できなかったことができるようになったり、誰かに褒められたりすることって、本来はすごく気持ちのいいことなんです！