ANAインターコンチネンタル東京、「ダビンチ」


お酒がズラリと揃う、カウンター席
このバーには特別の思い出がある。ある女優さんとデート(とは言っても年に何度か会う程度で、尚且つ複数で……)が成立したお店。ANAインターコンチネンタル東京(旧東京全日空ホテル)のメインバー「ダビンチ」。HBA(全日本ホテルバーメンズ協会)のメンバーも多く、ギミックに優れた素晴らしいバーテンダーの世界を堪能出来る。

某月某日、このメンバーの一人に、「来週、女優の○○さんと行くから!」と伝えておいた。当日、30分ほど約束の時間を過ぎた頃に女優は現れた。

「このあとTVの対談が入っているから軽いカクテルをお願いします」

当日の彼女はバーガンディカラーのコザック風の装い。バーテンダーは機転を利かしてメルローにウオツカというコンビネーションの素敵なカクテルを創作した。

「素敵なカクテルね。物凄く綺麗、私の大好きなワインレッドでこんなに美味しいカクテルが出来るなんて」、気分上々である。

本来、ホテルバーの場合、食前でも食後でも、あるいはもっと早い時間帯でも、それぞれの好きなお酒を飲めば良いわけだが、それでもソフィスティケートされた雰囲気を醸し出すには、それ相応のお酒の選択をしたいもの。

「ウィスキー一辺倒でね、それもダブルのオンザロックが一番好き」というのが口癖の友達がいる。彼はいつもウィスキーのグラスを手にしている。こういう一本気な呑み方、酒のライフスタイルというのもカッコウイイ!

ウィスキーも、バーボン党もいればスコッチ党もいる。シングルモルトの人気は、やはり多くの左党がウィスキーをこよなく愛しているという証左である。

次のページはいよいよ第2位。ここは本当ならば秘密にしておきたいホテルバー。