バーの世界にも季節がある!?
ミントの刺激が心地いい、シャンパンジュレップ |
女性も飲みやすい! ゆずモーニ |
今回はちょっとコートダジュール風、それもモナコとかニースのイメージではなく、もっと片田舎のイメージでお奨めのバードリンクを。その名もぺルノー、リカール、いずれもウィキヨウ(八角)から抽出した独特の香りをイメージさせる“地酒”。初めてこの香りを嗅いだ友人は、「セルロイドみたいな香り!よくこんなお酒が飲めるわね」と。確かにマニアックな酒であることは間違いない。いろいろなバーを覗くが、この酒を手にしている御仁には滅多には会わないぐらいだから……。
実はこの酒、アブサンの親戚、ゴッホやレンブラント、つまり酒に溺れた芸術家の代名詞みたいだけど、もともと人間を壊すほどの酒といえばアブサンがそのシンボル。これの近い親戚だからぺルノーリカールも可なりの曲者。呑み方次第だが、ちょっと度を越せば大変なことになる。
映画のワンシーンを演じるなら、やはりシガーを嗜みたい |
閑話休題。「G1」のこぼれ話をもう一つ。このバー、実は館内にあるレストランの料理をアレンジしてメニュー化しているというのだが、これがなんとも素晴らしい。会議が長引いて、飯抜きでそのままバーに直行という場合なんかが結構あるので、そんな時は酒も飯も十分に楽しめるバーでもあるというお話。
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■ホテル西洋銀座
所在地:東京都中央区銀座1-11-2
TEL:03-3535-1111 FAX:03-3535-1110
■メンバーズバー「G1」
営業時間:月~土曜日17:00~24:00/祝日17:00~23:00
定休日:日曜
入会の問合せ:ホテル西洋 銀座 会員事務局 TEL:03-3535-8775(直通)