読み出しは極端に遅い……けれども?
そこで、ベンチマークを取ってみることとした。条件はUSB2.0経由のメモリーカードリーダーでのリード/ライトを2回ストップウオッチで計測し、その平均を出してみた。
・読み出しテスト
コンパクトフラッシュにある平均1MBのファイル100個をハードディスクにコピー。
▲本物・13秒/偽物・39秒。本物はさすがの速さ。 |
ファイルをドラッグしてすぐにわかることなのだが、遅い。実に遅い。偽ultraIIは読み出しに3倍以上の時間がかかった。
・書き込みテスト
ハードディスクにある平均1MBのファイル100個をコンパクトフラッシュにコピー。
▲本物・1分5秒/偽物・1分2秒。なんと微妙に偽物のほうが速かった。 |
微妙な差ではあるが、なんと偽物のほうが速かった。まあ、誤差レベルではあるのだが。
実際にデジタルカメラで使用しても、極端に遅いという感覚は得られなかった。ただ、明確に書き込みが遅いという報告もある。
おそらくは使用しているフラッシュメモリが常に同じものではなく、そのたびに異なるものを使用しているのではないかと思われる。
さて、外見的な差異はほとんどなかった。それでは、どのようにして偽物と本物とを見分ければいいのだろうか。
最後に、この見分けかたを見つけてみた。
(Page4へ)
・Page1 偽物はメモリースティックだけではなかった! ・Page2 どっちのCFショー! ・Page3 ……遅! ……あれ? ・Page4 判別方法は意外と簡単 |
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