デジタルカメラ/デジカメ関連情報

コニカミノルタがカメラ事業から撤退! その原因は!?(3ページ目)

コニカミノルタのカメラ事業からの撤退が発表された。しかし、撤退自体はすでに規定路線。問題はその規模だけとなっていたのだ。その結論はカメラ事業からの完全撤退。αシステムは受け継がれるが……。

清水 博之

清水 博之

デジタルカメラ ガイド

カメラとの付き合いは20年以上。銀塩カメラから始まり、デジタルカメラまで、幅広い知識を持つ。ライターとしても10年以上の経歴を持ち、本や雑誌、Webサイトなどで、デジタルカメラのレビューや選び方などの解説記事を執筆。フィルムカメラの良さもまだまだ捨てがたく、両方の動向をウォッチし続けている。

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αシステムを継ぐもの

αシステムは滅びはしない。
すくなくとも命脈を保つことは決まっている。こちらのプレスリリースにあるように、αシステムの権利はソニーに譲渡されるのだ。
また、ソニーが予定しているαマウントを採用したデジタル一眼レフはそのまま発売される。

その他のコンパクトスタイルのDiMAGEシリーズなどのアフターサービス事業もソニーに譲渡される。
ただし、譲渡されるのはアフターサービスのみで、DiMAGEシリーズのすべてが生産終了となる。

高速動作でヒットとなったDiMAGE Zシリーズなども生産終了となる……。

というわけで、これまでのαシステムのレンズやアクセサリーなどの資産は使えなくなることはない。
これからはソニーがその系統を継ぐこととなる。ソニーの手による本体も夏の発売を目指すというスケジュールには変更はないようだ。

しかし、昨年にソニーとコニカミノルタが提携を発表したころから、撤退自体は規定路線だったともいえるのだ。
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