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デジタルカメラレビュー DiMAGE X31レビュー

廉価版でありながら3倍インナーズームレンズをおごっているDiMAGE X31をレビュー!

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

Dimage X31 - 3倍インナーズームを搭載しながらこの価格!

初売りで2万4800円。
3倍のインナーズームを搭載したDiMAGE X31の市場価格である。
この価格が端的にこのデジタルカメラの特徴を表しているといっていいだろう。

コニカミノルタ
DiMAGE X31
市価 24,800円
発売日 2004年7月23日

DiMAGE Xシリーズの廉価版として開発された200万画素のDiMAGE X20、そしてその後継機がDiMAGE X21。その300万画素版がDiMAGE X30だ。

ぱっと見は金属外装のように思えるが、ボディはプラスティック製。
これは廉価版であるためにしかたのないところだろう。

サイドには強度確保のためか金属パーツが使われている。剥き出しのSDカードスロットが見た目やや不安にさせるが、問題はないように感じられた。

サイドのみ強度確保のためと思われる金属パーツが使用されている。
ボディには全体にシボ加工が施されているため、質感はそこそこある。しかし、実際に手に持ったときにプラスティックゆえの軽さが伝わってくるという感じだ。

安くても3倍インナーズームレンズ搭載!

DiMAGE X31最大の特徴は廉価版でありながら、3倍インナーズームをおごっているところにあるだろう。

このインナーズームという方式は沈胴式それに比べたときに『繰り出す』というギミックが必要ない。
そのため高速起動が可能なのが大きなメリットとして挙げられる。
起動時間は約1秒。そこそこ高速といえるだろう。
また、オートフォーカスもさくさくと決まる感じでなかなか快適だ。

しかし、それ以外の動作は全体的に遅い。
次ページでは実際の使用感を書いていくとしよう。
(Page2へ)
・Page1 安くとも3倍インナーズームを搭載
Page2 全体的にもっさり感……
Page3 コンセプトはコストパフォーマンス?
Page4 DiMAGE X31 実写画像&スペック

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