市民から思わぬ反撃!?
携帯電話のマナー違反については、多くの人が迷惑に感じていることではあるのですが、このニュースが流れるやいなや、テレビ局やザ・バスの運営会社に対しては、電話やメールが殺到。それが激励の声ではなく、思いがけず苦情だったことから、別な意味のニュースとしてとりあげられることにもなりました。苦情の内容は、「乗客の携帯電話使用より、バス運転中に携帯電話を使用している運転手の方が問題」ということ。バス運転手は、運転中にはバス無線のみ使用が許可されているのですが、実際には私用で携帯電話を使っている場面も多く目撃されていたようです。
もちろん全員でなく一部の方なのでしょうが、実はガイドもかつて運転中にファースト・フード店でトイレに行ったかと思うと、ポテトを片手に戻ってきて、食べながら運転する運転手に出会ったことがありました。お国柄、ということもあるのでしょうが、安全を理由にするのなら、まずは自分から、というのは、仕方のない議論かもしれませんね。
それでもたいていのバス利用者は、「車内で大声で会話をしている人が多くて、イライラの原因になる」、「通勤、通学の疲れで眠っている人には、携帯電話の会話は迷惑」、「携帯電話で口論をはじめる人にはうんざり……」と、かねてから迷惑してきたことから、使用規制には賛成の声が高いようです。
【関連情報】
ザ・バス公式ページ
ハワイのTV局「KHNL」ザ・バス携帯禁止のニュース(ビデオ画像もご覧いただけます)