いよいよパーティー当日。準備ってたいへん…
「お肉もタレに漬け込んだし、調理は主人がしてくれるから当日は楽々ね~、なんて思っていたのですが、大間違いでした(笑)。朝からクーラーボックスに入れる氷を買いに行ったり、部屋の掃除をしたり、会場の準備をしたりで、気づけばアッという間にパーティー開始の時間。でも時間通りに集まったのは数人だけでしたけどね(笑)。」当日は、もう最低限のことしかできないと割り切って、前の晩までにすべて済ませておくとよいですね。もし近所に手伝ってくれるゲストがいるようだったら、少しだけ早めに来てもらうのも手です。なんと言っても、準備には人手が必要ですし、お友だちに来てもらえれば、皆が来る前におしゃべりを楽しみながらできて、一石二鳥。
エイコさんもおっしゃるように、パーティの開始時間には、あえて30分くらい遅れてくるのが普通のようでもあります。それを見越してホスト側も早めの時間を言ったりしますので、招待されて、その点がよくわからなければ、素直に聞いてみれば良いでしょう。
ホテルのビュッフェ・ランチさながらのポットラック
招待客が持ち寄った料理を並べれば、すてきなビュッフェ・ラインが完成! |
ハワイでのパーティーは、参加者が1-2品ずつ料理を持ち寄るポットラック形式が多いのが特徴で、バックグラウンドの多様性に富んだ場所柄、招待客の構成によっては、インターナショナルな自慢料理の数々を堪能できたりもします。
「今回は特製カレーライス、韓国料理のトッポキ、お寿司、ピザ、シーザーサラダなどがズラリと並び、デザートにはカステラ、アイスクリーム、そしてチーズケーキ・ファクトリーのチーズケーキまでそろって、みんな食べる前から大興奮でした!」
自慢料理が並んだテーブルの上は、さながらホテルのサンデーブランチ・ビュッフェのような豪華さとなったそうです。聞いているだけでおいしそうですね。テーブルの一角に紙皿、フォーク、お箸、ナプキンなどを置いて、ビュッフェライン出発点のできあがり。あとは、前菜料理からメイン風の料理までをセンス良く並べれば、ホストのつとめはOK。ゲストに声をかければ、あとは皆が勝手に、好きな料理を好きなだけお皿に盛って食事を楽しみ始めてくれます。
「食事がひと段落したら、大人はおしゃべりタイム、子供はお遊びタイムに突入しました。なかなか一度に集まって、ゆっくり話す機会などもてないのが現実なので、今回のパーティーでは、交流がグッと深まった気がします。」
子供たちも、こんなお庭なら退屈しないで遊べます。 |
車を自分で運転して移動するハワイでは、パーティの席でも、それほど酔っぱらうことはなさそうです。Designated Driverと言って、あらかじめ運転する人を指名しておいて、その人には周りの人たちも飲ませない、という習慣も根付いています。歩いて帰れるご近所さんは暴走しがちですが(笑)、子供もいる中、節度あるお酒の飲み方を心がけましょう。
「本当に久しぶりの我が家でのBBQでしたが、本当に楽しかったです。またみんなでワイワイできればと思っています。たくさん料理が残ったのですが、これもまたパーティの楽しみのひとつ。皆が思い思いに好きなものをジップロックなどに詰めて持ち帰り、また翌日などにいただくのです。パーティ料理が、何度も楽しめて、とても合理的ですよね。」
みんなが帰宅してから、「ああすればよかった」とか「こうすればもっと楽しめたのでは」などの反省もしたそうですが、招待客が楽しんでくれていたのが何よりも嬉しかった、とエイコさん。数年ぶりに主催したビッグイベントでしたが、今後は気軽に、もっと頻繁にやりたいな、と思わせる機会となったようです。
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