ホノルル/ホノルルの観光

新鮮な朝の空気を満喫するハワイ散歩ルート(3ページ目)

世界中の人が羨望する自然が、徒歩圏内にあふれているワイキキ。長期滞在したら、ぜひ早起きして、朝の新鮮な自然の魅力を楽しんでみていただきたいですねガイドおすすめの3つの散歩コースをご紹介いたします。

執筆者:上野 元

3.アラモアナ・ビーチパーク周遊コース

マジックアイランド
広々とした公園は開放感いっぱい。ワイキキからホノルル空港まで見渡せて眺めも抜群!
今度はワイキキを少し離れて、アラモアナ・ビーチパークへと行ってみましょう。ワイキキからだと、出発点によっていろいろな行き方がありますが、ここは散策目的なので、できるだけ車に遭遇しない行き方をご紹介します。観光目的ではない方を対象に書いていますので、皆さんの拠点は、比較的ワイキキの山側である、ということを前提にしています。

まずは前ページ同様、一度アラワイ運河に出ます。今度はそれをマッカリ通り側に歩きます。マッカリを過ぎたらコンベンション・センターが見えてきますので、目指して歩き、車の多いカピオラニ大通り側ではなく、運河沿いの遊歩道を選択し、終点まで歩くと、そこはアラモアナ大通りです。大きな通りで車の往来も激しいので、気分も冷めてしまいがちですが、ここまで来ればアラモアナ・ビーチパークもすぐ目の前です。

ヨットハーバーの横からビーチパークに入ったら、目指すのはマジックアイランドと呼ばれる、公園の突端の芝地。駐車場を抜ければ、そこは車の入ってこない、静かな場所です。

突端の方まで行って振り返れば、そこにはヨットハーバーが。海側から見る陸地というのは、クルーズなどに乗らなければ、あまり見ることがありませんが、ここなら実に簡単。東側にはワイキキの全貌が広がり、ダイヤモンド・ヘッドの正面も目の前。世界に名だたる美しい風景に感嘆する瞬間です。

西側を見れば、白砂のビーチが広がり、ダウンタウンもすぐ目の前に見えます。その向こうには空港、はるか遠くにはコオリナの方まで見渡せることもあります。その後は、ビーチパーク内をぐるっと歩いても良いですし、太陽が昇り始めたら、ビーチでのんびりくつろいでもいいですね。また、アラモアナ・センターのフードコートで朝食をとるなんていうこともできる選択の幅が、このコースの特徴でもあります。


世界中の人が羨望する自然が、徒歩圏内にあふれているワイキキ。長期に住めば、そんな自然を日常の一部として満喫することができるのです。お金はいっさいかかりませんが、これこそ究極の「贅沢」と言えるのかもしれません。ハワイに滞在したら、ぜひ早起きして、朝の新鮮な自然の魅力を楽しんでみてください。

【関連情報】
ビグローブ「ハワイ特集」:カピオラニ公園
オアフ観光局「アラモアナ・ビーチパーク」
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