ナンバー1のCEOはなんと6億円の給与を稼ぐ!
高給取りのCEOの中で、第3位にランクしたのは、電話会社「ハワイアン・テレコム」のマイケル・ルーリー氏。基本給が年48万ドル(5,660万円)、ボーナスがなんと98万ドル(1億1,560万円)、そして詳細は明らかにされていませんが、その他の所得として46万ドル(5,430万円)。メインランドから移転してきたということで、引っ越し費用として25万ドル(約3,000万円)が含まれていたそうです。合計は「191万5千ドル(2億2,600万円)」。第2位は、ハワイ最大の銀行である「バンク・オブ・ハワイ」の会長、CEO兼社長であるアラン・ランドン氏。基本給が75万ドル(8,850万円)、ボーナスがさらに75万ドル(8,850万円)、そしてその他の所得が247万ドル(3億円)…。その他の部分がとても多いですね。おそらくストック・オプションだと思われます。合計で「398万ドル(4億7,000万円)」。
そして、第1位になったのは、「アレクサンダー&ボールドウィン」のCEO兼社長のアレン・ドゥエイン氏です。1870年にマウイ島で創設された老舗で、サトウキビの栽培からスタートし、その後は海洋貿易会社、不動産開発会社として成長し、現在では、年間2,000億円近い売り上げを誇る巨大企業となりました。
さて、ドゥエイン氏の場合、基本給が75万5千ドル(8,900万円)、ボーナスが45万ドル(5,300万円)、そしてその他の所得が370万ドル(4億4,000円)。こちらもストック・オプションなど、その他の所得がひじょうに多く、合計で「398万ドル(4億7,000万円)」です。
冒頭にもお断りしましたが、これは個人の税金申告数字を元にした長者番付とは異なり、あくまでも彼らが勤務している会社から支払われている給与所得です。これほどの収入があるのですから、それを運用して、さらなる収入を得ているのは間違いのないところでしょう。ぜひ長者番付も見てみたいですね。
【関連情報】
ホノルル・アドバタイザー紙「CEOの給与」記事